コンクリートブロックを使った独立基礎をDIY

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1.  はじめに

屋外で小屋や屋根、フェンスなどを作る際、柱を地面と固定する基礎を作る必要があります。

この基礎が中途半端だと強風で倒れたり、台風で吹き飛んだりする恐れがあります。

DIYで基礎を作る時は簡単でどこでも作れる独立基礎がよく選ばれます。

これは何もない地面に穴を掘って、そこに重たい基礎ブロックを埋める方法です。

セメントを使ってモルタルやコンクリートを作りますが、実はそれ程難しくありません。

このサイトでメインに取り扱うアルミフレームやパイプは錆びず耐候性があるため

屋外利用に最適です。

これらの材料と基礎作りをマスターすれば小屋や温室ルーム、ウッドデッキにテラス、

カーポートなど全て自分で作ることができます。

自分で設計したものが安い費用で作れるようになります。

ここではそんな独立基礎について作り方を紹介します。




2.   独立基礎の材料と道具

独立基礎を作るために必要な材料は①基礎ブロック②生セメント③砂④砕石です。

いずれもホームセンターで安く購入することができます。

2.1 セメント、砂

モルタルを作る場合は生セメント:砂の割合を1:3で混ぜて適度な水を加えればOKです。

コンクリートの場合はこれに砕石を砂と同じ割合で混ぜます。

この辺りの配合はセメント袋にも記載されているので大丈夫です。

いずれも一袋200円程度で購入できるのでとても安いです。

水の量は季節や天候に応じて変えるそうですが、私はそこまでの経験がなく言及できません。

水を多く入れると柔らかくなり硬化するまで時間がかかります。

ただ柔らかいと隙間にもモルタルが入っていくので、

私は使用する場所に合わせて水の量を調整しました。

2.2 基礎ブロック

基礎ブロックはホームセンターやインターネットですぐに購入することができます。

一般的な基礎ブロックとして次のものがあります。

【基礎】フェンス基礎ブロック 180×180×450 コンクリート ブロック 土台 重石 支柱基礎 ポール基礎 標識基礎

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(2018/4/22 06:37時点)

基礎ブロックは建てる物の大きさや風耐力などを勘案して選ばなければいけません。

また使用する数量も重要で適切な量でないと倒れてしまいます。

ここは本来、強度設計が必要でしょうが私には難しくてできません。

そこで建てようとしているフェンスと似ている市販のフェンスの基礎を見て考えました。

2.3 使用道具

基礎を作る上で必要と思われる道具を紹介します。

いずれもホームセンターで購入できますが、100均で買える物もあります。

あくまで私が実際に使用した道具なのでプロの人であればもっと便利な道具を

使っていると思います。

そこは他のサイトを参考にして下さい。

(シャベル )   穴を掘るのに使用

(スコップ )   セメントなどの計量やモルタルを混ぜるのに使用

(杭    )   土の中を調べるのに使用、モルタルの空気抜きでも使いました

(バケツ  )   水を入れたり少量のモルタルを作るときに使用

(混ぜる容器)  モルタルを多く作るときに使用

(水糸   )   柱の位置を出すのに使用

(固定バサミ)  水糸を固定するのに使用

(水準器  )  基礎ブロックや柱のレベルを出すのに使用

(コテ   )  モルタルを仕上げるのに使用

(ブラシ  )   余分なモルタルの清掃に使用

100均の園芸用スコップはセメントや砂の計量やモルタルを入れる時に役に立ちました。

固定バサミも100均にありますが、水糸を固定するとき便利です。

モルタルを混ぜる容器は途中で購入しました。

初めはバケツでモルタルを作っていましたが、使用量が多くて作業が全く進みません。

この容器があれば短時間で大量のモルタルが作れます。

この他にモルタルを入れる前に柱を仮固定する道具が必要です。

私は他のアルミパイプやコネクタを使って仮固定していました。

事前に準備しておかないと現場では結構悩みます。





3.  独立基礎の作り方

ここで紹介する作り方は私が実際に行った方法です。

本来は基礎ブロックを使わないといけないでしょうが、

コストダウンの点からコンクリートブロックを使用しました。

コンクリートブロック15cmを2個積んで全ての穴にモルタルや石を詰めて一体化させました。

こうすれば重量や高さが基礎ブロックと同等になります。

ブロック自体の強度と密度が異なるので耐久性や安定性に不安があるかもしれません。

専門家から見たら未熟で誤った点もあるでしょうが、そこはご了承下さい。

試験的な方法ですので今後も経過観察を続け、その様子を紹介していきます。

この方法のメリットは

  ①コストが半分以下でできる

  ②持ち運びやすい

です。

レベルが出てから地中でモルタルを使って固めるので、運搬はブロック1個ずつで済みます。

また今回はモルタルを使用していますが、コンクリートを使っても問題ありません。

3.1 基礎の場所を決める

まずはどこに基礎を作るかを決めます。

ここで注意する事は地表だけ見て決めずに、地中の確認もすることです。

地中に大きな石やコンクリートなどがあると途中から掘り進めるこどができなくなります。

穴を掘って確認するか、杭を差し込んで障害物がないことを確かめます。

3.2  穴の掘る

次にシャベルでコンクリートブロックを埋める穴を掘ります。

穴の大きさは基礎より少し大きいくらいであまり大き過ぎないようにして下さい。

掘った穴を埋め戻す前にブロックの周りにモルタルを入れる根巻きという作業をします。

穴を大きくしてしまうと大量のモルタルが必要になります。

穴の深さはブロックが完全に埋まることが望ましいです。

もし大変であればブロックの3/4程度が埋まるくらいは穴を掘って下さい。

またブロックの下に砕石を30〜50mm程度詰めるのでその分を考慮して掘って下さい。

3.3  砕石を入れてレベル出し

掘った穴に砕石を厚みが30〜50mmくらいなるように敷き詰めます。

これを敷くことで地盤への押付が良くなり、またレベル調整がやりやすくなります。

そしてその上にブロックを1個置いて水準器でレベルの確認をします。

ブロックは2段積み上げますが、下のブロックのレベルが出ていれば大丈夫です。

レベルが出ていないときは砕石を敷き詰め直して調整して下さい。

レベルが出たら2段目のブロックを載せて上から押し付けます。

私は別のブロックで上から軽く叩いて押し付けました。


3.4  柱を仮固定してモルタルで固める

ブロックの真ん中の穴に柱を入れてレベルを調整して仮固定します。

柱に水準器を当てて2方向からレベルを調整して斜めに立たないようにします。

ブロックのレベルが合っていればブロックの上面を利用してレベルを合わせます。

レベルが出たら柱が動かないように仮固定します。

(下写真では他のフレームを利用して動かないように仮固定しています)

私は別のアルミパイプを使ってブロック上面に載せていました。

これで柱の位置調整が終わり、次はモルタルで固定します。

3.5  モルタル固定

仮固定したパイプをモルタルで固めて固定します。

セメントがアルカリ性なのでモルタルが直接皮膚に触れると肌が荒れてしまいます。

必ず手袋を着用してから作業するようにして下さい。

モルタルの作り方ですが、生セメント1に対して砂3の割合で配合して混ぜ合わせます。

モルタルを少量使うときはバケツが便利です。

まずは砂を入れてその後にセメントを入れます。

セメントは灰色で砂が明るい茶褐色なので混ぜ合わせると濃いグレーになります。

色が均一になるまで混ぜ合わせて水を適量入れれば完成です。

水の量は初めは少なくいれて撹拌し粘度を見ながら調整してください。

また大量にモルタルを使う場合は容器を使う方が便利で作業性がいいです。

手順はバケツの場合と同じでまずは砂を入れて、その後セメントを入れて混ぜます。

量が多いため混ぜ残しがないようにしっかり混ぜて下さい。

下写真の右側では右の方に明るい砂が見えますが、これが混ざっていない砂です。

色を見ながら均一になるように混ぜ合わせてください。

そして水を入れて混ぜ合わせれば完成です。

作ったモルタルをまずはパイプを通したブロックの穴に流して固めます。

この時、一気に流し込まずに少しずつ入れて途中で杭を軽く刺して

空気を抜きながらモルタルを全体に回し込みます。

これをしないとモルタルが均一に入らずに隙間が残ることがあります。

またモルタルだけでなく小石を一緒に入れた方が固まった時に強度が強くなります。

次にブロックの他の穴にもモルタルを同様に入れます。

ブロック上面まできたらモルタルにコテを当ててキレイに仕上げます。

もしブロックの連結強度を強くしたい時は鉄筋や金属棒、大きい石などを入れて

モルタルで固めると効果があります。

3.6  ブロックに根巻きする

ブロックの周りにモルタルを流し込んで根巻きという作業をします。

これはブロックを地中にしっかり固定するために行います。

重ねたブロックの境界以上はモルタルを入れるようにして下さい。

これでもブロックの連結強度は強くなります。

そしてモルタルが乾いて固まるまでこの状態で放置します。

モルタルを使う時は雨天時は控えてなるべく晴れた日に行って下さい。

それとあまり寒いとモルタルが途中割れることもあるので、寒い日もできたら避けて下さい。

3.7  埋め戻し・完成

モルタルが固まったら掘った土を埋め戻します。

この時、少量の水を加えて踏み固めながら土をかぶせて下さい。

これで独立基礎を使った柱の完成です。

4.  さいごに

ここでは私が実際に行った独立基礎の作り方を紹介しました。

よく使われる200×200×450mmの基礎ブロックは重量26kgで1,000円程度ですが、

2段コンクリートブロックでは390×120×約400で重さが約30kg、400円(2個分)です。

サイズと重さはあまり変わりませんが、費用が半額以下とお得です。

セメントなどの費用まで合わせると独立基礎1個あたり750円程度ととても安く作れます。

初めてセメントやモルタルを使ったのですか、とても簡単ですぐに作れるようになりました。

作業の中で最も大変だったことは穴掘りです。

ブロックのレベル調整まで含めてここが最も時間がかかりした。

コンクリートブロックを何度も置き直してレベルを調整するので腰が痛くなります。

どの作業も難しくないので一気に作業をせずに時間をかけてゆっくりと進めて下さい。

こちらからこの基礎を使った目隠しフェンスの製作様子が見れます。


(野地板とアルミパイプで目隠しフェンスをDIY)

野地板とアルミパイプを使って高さ1.8m、幅8mの目隠しフェンスをDIYしました。独立基礎を作ってそこにアルミパイプを建てて塗装した野地板を貼り付けます。板の貼り方を工夫したことで目線が隠れて風が抜けるフェンスとなっています。しかも製作費用はナント5万円以下!?




アルミフレームやパイプを使ったDIYを一緒にしてみませんか?

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そんな方にも安心で手間がかからず欲しい物が手に入る共同DIYです。

まず設計や構想は御自分で考えて欲しいものをイメージしてください。

もし自分で加工から組み立てまでされる方は必要に応じてアドバイスを致しますし、

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サポートやアドバイスは無料で実施しているためできる事、できない事があります。

詳しいサポート内容や進め方はこちらで説明しています。

Link Your Design

またこれまでのサポート事例はこちら。

 サポート事例集


これまでアルミパイプやアルミフレームで製作した作品はこちらです。


(キッチンの壁収納を製作)

 アルミフレームを使ってキッチンに壁収納を作りました。壁を傷付ける事なく、アルミフレームを突っ張り棒のように固定して他の部品を組み立てていきます。アルミは燃えないので火の回りで使っても安心。しかも100均部品を利用したからくりがあります。右の写真でテーブルがありますが、どこか判りますか?

(脱衣所にコンパクトな収納棚製作)

 住んでいる家の洗面室がとても狭く、家族4人分の着替えや洗剤などを置く収納場所がありません。そこでアルミフレームを使って洗濯機の上やちょっとしたスペースを有効的に利用できる収納棚を作りました。市販品の棚だとどうしても無駄なスペースが出来ますが、自分で設計して作れば最適。しかも100均を利用して費用も抑えました。

(3万円台で作れるテラス屋根)

 住んでいる賃貸住宅には軒や屋根がなく、洗濯物を干したり自転車を雨から避ける場所がありません。そこでアルミパイプを使って幅4mもあるテラス屋根を作りました。特徴は壁を傷付けたりコンクリートを使用せずにいつでも元に戻せること、目隠し壁まで取り付けても費用は4万円台という点です。

(洗濯物を干すサンルームをDIY)

 うちでは何故か長男だけが花粉症です。そのため花粉の季節になると目を赤く腫らして微熱が出るので辛いです。そこで洗濯物を干すためのサンルームをアルミフレームで作ってみました。大きな扉も付けて布団も干せます。ところがサンルーム内の温度は確かに上がりましたが、洗濯物が乾かない!?そこにはサンルームの落とし穴がありました。

(賃貸でキッチン目隠しカーテンをDIY

 今の賃貸部屋は間取りがとても悪く、リビングに入る扉を開けるとキッチンが全部見えてしまいます。キレイな時は問題ありませんが、そうでないと大変。そこでキッチンを丸ごと囲う目隠しカーテンをアルミパイプで作りました。パイプを突っ張り棒のように使えば、どんな場所にでもカーテンや壁、扉を作ることができますよ。

回転式乾燥スタンドをDIY

 サンルームで検討した経験をもとに、部屋干しでもあっという間に乾かせる回転式乾燥スタンドを自作DIYしました。扇風機の風を当てると洗濯物がくるくる回転して万遍なく均一に乾かすことができます。蒸発した水蒸気も効率よく排出し、扇風機だけで乾くので電気代も10円程度で済みますよ。

(パントリーに収納棚をDIY

 高さ2mもあるパントリーには据付の棚がありません。そこで収納棚を作り、上の空間まで無駄なく利用できるようにします。ただ問題はここが賃貸住宅であること。そのため壁に直接ビスや釘は使えません。そこでパイプを突っ張り棒のようにして固定することで10kgの米袋を載せてもビクともしない棚にしました。

(キッチンに可動式物置き台をDIY)

 キッチンで食器洗いや料理をしているときにちょっとした物置き台が欲しくなります。例えばタブレットで動画を見たり、ボウルや野菜などの材料をちょっとだけ置くなど。そんなときに便利な可動式物置き台をアルミパイプでDIYしました。この台はスライドして自由に動かせるので作業する場所でいつも使えます。

(狭いキッチンシンクを整理スペースDIY)

 賃貸住宅のキッチンのシンク回りが狭くて作業がとてもやりずらい。食洗機が付いておらず食器カゴを使ってますが、これがシンクの上で場所を取ります。そこで食器カゴをシンクタンクの上に置ける台をアルミフレームでDIYします。水にぬれても錆びない材料なので水回りにピッタリです。

(スズキアルトに2mの車中泊ベッドをDIY)

スズキアルトに2mの長さがある車中泊用フラットベッドをアルミフレームでDIYしています。このベッドは共同DIYで私が設計や加工を担当し、離れて住む友人が車中で組立てを実施しました。アルミフレームは設計や加工に経験が必要なものの、組立てはとても簡単で誰でもすぐにできます。

(可変式2段ハンガーラックをDIY)

空いたスペースにぴったりのハンガーラックをアルミパイプでDIYしました。このラックは2段式になっていて、それぞれ高さを自由に変更することができます。上段は長男の服、下段は次男の服を掛けています。自分の好きなサイズで作れて子供の成長に合わせて簡単に調整できます。

(ロードバイクの保管車庫をDIY)

屋外でしっかり保管できるロードバイクの車庫をアルミフレームでDIYしました。ショーケースのように完全に覆った車庫で雨風が一切入りません。出し入れが簡単なように複数の扉が付いており、この中でメンテナンスもできます。鍵を付けることもできるので防犯対策にもなりますよ。

(モビリオの車中泊用ベッドを作ろう)

私は子供と一緒に車中泊するのが趣味です。これまでも色んな場所へ行ってきました。しかし子供が大きくなり車中で寝るのが難しくなってきたので、アルミフレームを使ってフラットベッドを作りました。このスペースがあれば子供二人連れての車中泊も全然大丈夫です。


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