そのときはどうすればよいか全く判らず、
わらにもすがる気持ちで佐賀自動車教習所を
尋ねました。
ここを選んだ理由は単に免許試験所から見えた
からで事前調査や問い合わせはしていません。
ドアを開けると受付の女性と社長さんが
そこにいました。
免許失効になった事情を話して相談します。
やはり試験所の受付と同様に、あらっ~
っという感じです。
一瞬困惑した表情をされていましたが、
何とか間に合うかもということで
入校させてもえることに。
後で分かったのですが、教習所は季節的な
商売で2月から3月末までが最もに忙しい。
この時期だけで1年の4割程度の売り上げます。
私が訪れたのは1月26日だったのですが、
本格的に忙しくなる前に必要な講習が
全て終了できるかで悩んでいたそうです。
ちなみに2月3日に私と同じく入校したい人から
問い合わせがあったそうですが断られたようです。
私と同じように失効となって訪ねてくる人が
年間50人程度いるようです。
教習所に通えなかったら今でも免許を再取得できて
いないと思うので、本当に運がよかった。
この部分は自動車学校でも同じで、事前料金確認で
問い合わせしたときも4月以降と言われました。
もし教習所や自動車学校への入校を検討されている
場合は時期をよく選んだ方がよいと思います。
受付で入校手続きを行って、
料金¥54,000を支払います。
そしてすぐに1回目の路上訓練をすることに。
当然、何も予備知識がなく確か曲がるときに
巻き込み目視確認があったなぁと思い出す程度。
ここで試験所での技能試験の3コース分の地図を
もらい、3コースを練習します。
免許再取得の事前に決めていたことがあります。
元々の免許はMT車で取っていましたが、
全くMT車を運転していかったのでクラッチ操作に
不安がありました。
そこで早く再取得するためAT車限定で受験を
しょうと考えていました。
そこでAT車を準備してもらい、
教官を助手席に載せて出発です。
以前免許取得時を思い出しながら運転しましたが、
すぐにパニック状態に落とされます。
自分なりに目視確認をしてかなり慎重に1回目の
左折を行いましたが・・・
教官:今の左折で一発アウトですよ。
私 :えっ?一発ですか?
教官:これまでの運転くせが出ています。
悪い点を言うので直してくださいね。
・ハンドルを回すとき滑らさずに持ち変える
(滑る音をならさない)
・右左折中はブレーキを踏まない
(その前に十分減速する)
・左折は車線変更なので30m前でルーム、
サイドミラー、巻き込み確認をして
指示を出す。
・巻き込み確認中に車体がぶれている。
・左折時は路肩から50cm以内に車体を近づけて
バイクを侵入させないようにする。
・左折時も後輪が路肩から1m以内に入る
ように曲がる。
私 :(もうムリよ、これ・・・)
最初の路上訓練はもうパニックと絶望しか
ありませんでしたね(苦笑)
停車するときも車体を路肩から30cmくらいまで
側に寄せるとか、そこから車を出すときに指示器を
出しますが、車体がまっすぐになってから戻すとか
もう普段の運転とは全く異なります。
しかし教官にポイントを何度も教えていただいた
お陰で何とか免許を取り返せたと思うと、
本当に心強い味方です。
精神的にフラフラで一回目の路上訓練が終了します。
そして学科試験の問題集を受け取りました。
自宅に帰って早速、学科問題をやってみます。
結果は見事、不合格。
100点満点中90点以上で合格ですが全然届かず。
皆さんもご存じと思いますが、この問題いやらしい。
まず軌道敷内ってわかります?
これって路上電車がある道路で電車が走るエリアの
ことですが、実際あんまり走っていないでしょ?
それでも試験問題ではたくさんでます。
それ以外も紛らわしい表現や見慣れない標識など
間違えを誘うような問題がいくつもあります。
とりあえず免許試験のアプリを落としていつでも
勉強できるようにします。
もうここは覚えるしかありません。
こんなことでようやく1日が終了です。
私は交代勤務で次の週は夜の出勤だったので
午前中は4日間教習所に通うことにしました。
・・・つづく
(関連記事)