(2018/7/9)
大まかな構造図を作成してみました。
図面ではフレーム枠組みのみでアクリルパネルは付いていません。
3D CADなので見たい方向があれば指示してください。
これはたたき台なので変更や追加したところがあれば教えて下さい。
扉は前面に観音開き扉を作っています。
この扉サイズは広くも狭くもできるのでこれくらいが欲しいというサイズが
ありましたら連絡下さい。
(たたき台では906mmにしています)
扉にはマグネットキャッチを付けていますが、鍵は付けていません。
メーカのアクセサリ部品の中に見当たりませんでした。
100均等で購入できる鍵を後付けする方法は如何ですか?
床面はなるべく防水になるようにL字型のフレームを使って上にパネルを載せる構造です。
ただ床面パネルと側面パネルが接触する部分が弱いのでシーリングをされた方が
いいかと思います。
パネルは底面以外はフレーム枠の外側から貼り付けてボルトで固定する方法を考えています。
ただパネルをメーカからそのまま購入すると非常に高いので、他の相談者の方は裁断した
板を別の樹脂メーカから直送して、穴あけ加工を御自身で行ってもらっています。
難しくはないのですが、電動ドリルとドリル刃は必要です。
如何しましょうか?
(2018/7/9)
底部分ですが、L字型のフレームを使って扉を底板から20mm上げた構造にしています。
そのため扉の開閉で砂がこぼれることはあまりないかと思います。
パネルについて、アクリル板を希望されていますが、これは透明性のためですか?
アクリルは割れやすいため加工や取扱いに注意が必要で裁断するため少し高くなります。
そのため私はポリカをよくお勧めします。
厚み3mm程度であれば透明度はほとんど変わらず、機械的にも強いです。
さらにメーカで裁断しているため費用をかなり抑えることができます。
ポリカのサンプルはこちらから見れますので一度検討してみて下さい。
他の相談者の方も同じですが、アルミフレームを使った場合、費用は意外と高いです。
(アルミパイプの方は安いのですが、このケースでの利用は難しいです)
そこで概算費用を私の経験値を元に計算しました。
アルミフレーム部材 : 約35,000円
パネル部材 : ?
(ポリカ板の場合 30,000円)
パンチングメタル : 15,000円
当然、メーカから正式な見積もりをとったわけではないので最終的には前後します。
(多少高めに計算しています)
多分、予想より高い値段になっていると思いますが、コストダウン検討もできます。
具体的には、次のことがあります。
①寸法変更して樹脂パネル板の費用を抑える
②アルミフレームをカットを一部御自身で行う
③100均部品を流用する
④部品変更
基本的にはメーカから材料のみを買って自分で加工、組み立てることが最も安くなるので
どこまでできるかはいつも相談者の方と話して決めています。
ただ今回はフレームが細いためL字型フレーム以外は多分、御自身で切断できると思います。
まずは一度、ご検討下さい。
(2018/7/11)
扉の底上げとライト用フレームを追加しました。
扉の下に20mm角のアルミフレームを1本追加しています。
そして扉の高さを20mmだけ短くしました。
これにより底板を置くところから扉下までの距離は40mmとなります。
またゲージ上部に2本フレームを横に追加しました。
このフレームはマグネットキャッチとぶつからない所以外は自由に動かすことができます。
蛍光灯のような長めのライトの場合も2本のフレーム間隔を調整すれば取り付けられます。
(2018/7/24)
1. 見積もり費用について、
見積もりがいくつか出てきまして、購入の仕方により費用が変わります。
まずアルミフレーム部分については全て同じで¥49,709です。
組み合わせは樹脂板をどこから購入するか、材質を何にするか、加工有か無かで変わります。
費用はケース1を基準として、その金額からどれくらい変動するかを計算しています。
ケース1: 全てフレームメーカから購入(アクリル板 加工有)
この場合は穴あけ加工など全てメーカで行い、フレームも板材も同時に届きます。
組立てるだけで完成なので最も手がかからない方法です。
この場合は¥102,128です。
ケース2: フレームと樹脂を別ルートで購入(アクリル板 加工有)
この場合は樹脂板を別の商社から購入します。
そのためフレームと板材は別々に届き、板材には既に加工がされています。
この場合、費用が約5千円ほど安くなります。
ケース3: フレームと樹脂を別ルートで購入(アクリル板 加工無)
この場合はケース2同様、樹脂板は別商社から購入しますが、
穴あけ加工がされていません。
そのため自分でフレームに合わせて穴をあける作業が必要です。
この場合、費用が約20,000円ほど安くなります。
ケース4: フレームと樹脂を別ルートで購入(ポリカ板 加工有)
ケース2のアクリル板をポリカ板に変更した場合です。
穴あけ加工もされているので取り付けるだけの作業となります。
こちらは逆に5千円ほど高くなってしまったので検討外と思います。
ケース5: フレームと樹脂を別ルートで購入(ポリカ板 加工無)
ケース3のアクリル板をポリカ板に変更した場合です。
穴あけ加工がないので御自身で穴を開ける必要があります。
この場合、費用が約15,000円ほど安くなります。
私もこれまでアクリル板の見積もりを取ったことがなかったので
参考までにポリカ板と比較してみましたが、アクリル板の方が安いですね。
使用環境も屋内で気温変動や日射の影響もないためアクリル板がいいと思います。
(コストダウン案)
パネルの方はヒンジを取り付ける部分に切欠きがあり、これを自分でカットすれば
5千円ほど安くなりますが、正直キレイに仕上げるのは難しいです。
そのためこちらについては良い案はありません。
フレーム側で比較的簡単なコストダウンはパネルと固定するナットを変更することです。
今は専用ナットで見積もりをしていますが、この特徴は次の通りです。
①フレームを組み上げた後からでも溝に挿入できる
②滑り止めが付いているので立ったフレームの溝に入れても滑って落ちない
とても使いやすく、特にパネルを貼り付けるときにナットがずれないので位置を
調整しやすいです。
一方、コストダウンするとこれを低背型ナット(M5)という部品に変えます。
これだと少し溝の中で動きずらく、使い勝手はあまりよくありませんが、
費用を5千円ほど安くできます。
この部品はホームセンターで取り寄せるか、私が別途郵送することになると思います。
見た目上はあまり変わりませんが、作業性がだいぶ悪くなります。
(手元にあった物でサンプルを作ったため、樹脂板の穴径が大きくなっています)

溝にナットを入れた様子

実際にパネルを固定した様子