(2018/12/25)
戴いたスケッチを元に構想案を考えてみました。
アルミフレームは(20×20)mmサイズとして、なるべく邪魔にならず強度を確保した
サイズを選定しました。
キャスターですが、部品登録がされておらずこの図面に反映できていません。
2本並んだアルミフレームの下から以下のキャスターを取り付ける案を考えています。
こちらの構造の方が安定感が良いと考えたからです。
(キャスターの資料)
https://fa.sus.co.jp/service/catalog/GF-006_068.pdf
布を固定するL=300mmのフレーム高さは自由に上下変更することができます。
また布とアルミフレームの固定方法ですが、マジックテープで巻きつけるという話でしたが、
アルミフレームの横にL字のフックを付けてそこに布を固定することも可能です。
布に歯止め加工が必要ですが、そこに掛けて布の高さはフレームで調整できます。
(下写真は参考イメージです)
(2018/12/28)
案2を元に構想を考えてみました。
使用する材料は直径28mmの断面が円状のアルミパイプです。
クロスしているパイプには次のコネクタを使います。
CADソフトではこの部品に対応できていないため、図面上に描けていません。
ただ懸念点がいくつかあります。
まずこのクロスコネクタ回転が使えるかどうかです。
干渉の有無が気になりますが、図面では確認できません。
また下に2本パイプが並んでいますが、こちらも干渉が気になります。
さらにこの2本パイプの下にコロを取り付けますが、
そのまま取り付けられる部品がありません。
そのため取付方法を検討する必要があります。
もしこちらの構想で進めたい場合はメーカへの問い合わせを含めて
検討しますが、如何しましょうか?
(2019/1/24)
懸念事項であったクロスコネクタ回転と底パイプの干渉について、
メーカで試作確認を行っていただきました。
その結果、干渉なく使えるようです。
それと同時に2本並んだ底パイプにコロコンという部品を紹介してもらいました。
これだと取付板なしに既存部品で簡単に取り付けられます。
ただし直線的な動きしかできないので自由にハイハイすることはできませんが、
逆に左右に振られることはないので初めのトレーニングには良いかもしれません。
こちらも十分な耐荷重があります。
(2019/2/1)
図面を修正して部品を一度整理しました。
図面で2本並んだ足となるパイプがずれているのは作図上の問題で実際には合わせられます。
また図面に反映できない箇所は以下の点です。
①2本のクロスするパイプの交差点にはクロスコネクタ回転が各1個ずつ取付きます。
②2本並んだ足パイプの下にアルミプレートが取り付き、そこにキャスターが付きます。
キャスターは片側2個で合計4個取付きます。
③布をかけるフックですが、当初上のパイプにかける予定でしたが、このパイプに対して
布をかける方向を90度変える必要があります。
そのためS字フックの90度曲がった金具のようなものを上パイプにかけて、
そこに別のパイプや棒を掛けて布を固定する方法が良いかもしれません。
(https://store.shopping.yahoo.co.jp/hanger-taya/sfa-t125-ag-1.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_img)
また概算費用も計算してみました。
概算で約15,000円となります。
(正式な費用はメーカに見積もり依頼をしないと確定しません)
この中には上記図面部品とキャスター部品、アルミプレート、クロスコネクタ回転、
ボルト類全て含まれます。
S字フックなどは入っていません。
(これはメーカで取扱いがありません)
意外と布をかける構造が難しいです。
以前の設計だと布を掛ける方向にフレームがあったのでそれに沿えばよかったのですが、
この設計では上のパイプが交差しているため角度をかえる必要があります。
(2019/2/9)
吊り具をかけるパイプを半円状のパイプに変更して、そこに専用ナットを入れてボルトを
差し込む構造を考えています。
それに伴い、L字コネクタが変更となっています。
(図面のボルトは描けませんでした)
図面では半円パイプの溝が横を向いていますが、これは上向きにも付けられます。
このパイプにそれぞれボルトが2本上を向いて取り付けるようになります。
ボルトはM8、6、5、4の4つのサイズから選べて長さも選ぶことができます。
六角穴付きボルトが締め付け力があるのでいいようなきがします。
希望のボルトサイズおよび長さを指示してください。
(2019/2/14)
最終的な寸法図がこちらになります。
お見積りには上図部品の他に以下の物が含まれます。
・パイプがクロスしている所を固定するクロスコネクタ
・キャスター φ75 ゴム製(固定2個、自在2個)
・アルミプレート 4枚(キャスター固定用)
・専用ナット 20個(アルミプレート固定、フック4か所分)
・M8ボルト L=12mm 16本(キャスター固定用)
・M8ボルト L=40mm 4本(フック用)
・M8ボルト L=15mm 16本(アルミプレート固定用)
・歯付きワッシャー 16枚(キャスター固定用)
また含まれていない部品は以下の物です。
・延長用アルミパイプ
・ローレットノブ
もしこちらの部品も必要であれば再度お見積りを取ります。
またアルミプレートですが、納品されるものは単なるプレートです。
私の方で図面を描きますので、位置を確認してもらい穴あけ加工と
タップ加工を行ってもらうようになります。
(2019/3/3)
こちらが組図となります。
ただしCADソフトの機能上、全ての部品が取り付いた図を描くことができず
部分的になってしまっています。
まずはアルミパイプで組むパイプ組図です。
赤はアルミパイプ、青はコネクタ、その他部品となっています。
コネクタ⑥のクロスコネクタ回転はCAD図面に描けないため上図にはいっていません。
パイプ③がクロスする部分に使いますが、(2019/1/24)に載せている写真を元に
取付けて下さい。
パイプ①は溝をどの向きにしても取り付けられるので吊り具に合わせて選んで下さい。
その際にナット⑧をそれぞれ2個ずつ事前に入れておいてください。
このナットはコネクタで組み上げた後には入れることができないので、
事前にパイプ溝の挿入しておいて下さい。
キャップ⑦はたたいて圧入するタイプとなっています。
パイプ②は溝を下に向けて取り付けて下さい。
そしてこの溝にナット⑧をそれぞれ4個ずつ(合計16個)挿入しておいて下さい。
次にキャスター取付ですが、同封したアルミプレートに次の加工を施し、
キャスターとパイプ②を取り付けます。
内側の’M8タップ加工 4か所’はキャスターとプレートと取り付けるための穴です。
キャスターの穴にボルトを入れてプレートのタップ加工した穴に連結します。
外側の’φ8以上の貫通穴 4か所’はプレートとパイプ②を連結するための穴です。
プレートにボルトを通してパイプ②の溝に入れたナットと連結します。
そのためこの穴はただの貫通穴でM8ボルトが通る穴であればいいと思います。
なおこちらの図面は部品図面やパイプ寸法から私が計算したもので、
実際の物と照らし合わせて描いたものではありません。
そのためプレート加工をする前にこの寸法で間違えないか、実物と照らし合わせて
確認をお願いします。
もし取りつきそうにない場合は図面を修正致します。