(2019/5/28)
戴いた図面を元にまずはそのまま作図してみました。
図面にあるパイプ長さで描いていますが、コネクタ部分はスペーシアと異なるため
全長は変わっていると思います。
設計のポイントは次の通りです。
・パイプ径は直径28mmの中空パイプ
(パイプ長1mの中心に約20kgの重りを載せた時に5mmほどたわむ強度)
・パイプ長さは戴いた図面と同じ
スペーシアとはコネクタが異なるため長さ調整が必要
・コネクタは最も強度があるコネクタを選定
(パイプ長さ1mの先端に約3kgの重りが載せられるコネクタ)
・2段ベッド部分は取り外し可能
柱は1本物ではなく、上下で分離できるようにしています。
・アジャスタは直径38mmで上下に100mm調整可能
柱が車中のスペースに入るかどうか確認が必要なので実測してもらい、
その数字を元にパイプ長さを調整したいと思います。
(柱中心の間隔を教えて下さい)
それとアジャスターの底部が直径38mmなのでこれが置けるかどうかです。
それと車中泊ベッドは走行中は分解しておいて、就寝時に組み立てられると思います。
そのためパイプを車中に収納できるかと簡単に組み立てられるかが重要です。
このベッドでは3列になっていますが、走行中はどの部分まで外されますか?
基本的に組立ては六角レンチだけで出来ますが、
なるべく分解しない方法で考えたいと思います。
シート部分についてはこちらで準備できませんので御自身で用意して戴く必要があります。
その際にシートをどのようにパイプに固定するかです。
単に載せるだけだとシートがずれてしまい、寝心地が悪いと思います。
私はアルミフレームで製作しましたが、そこではフレームにボルトを立てておき、
ベッド板側には穴を空けてボルトに単に差し込むだけにしています。
特にナットなどで固定していませんが、これで十分ずれることはありません。
またパイプのアクセサリ部品にも使えそうな物があるので、どのように考えられているかを
教えて下さい。
(2019/6/7)
戴いた資料をもとに図面を修正しました。
このような感じで合っていますか?
戴いたスケッチでは760mm部分の幅が1,150mmになっていましたが、
2段ベッド上段の強度を考えた場合、柱の位置を同じにしたく1,050mmにしています。
もし幅を広くしたい場合は上に載せるベッド板幅で調整されるといいかと思います。
コネクタ部分は全て分解出来ますが、六角レンチが必要です。
手で回せるノブ付きコネクタもありますが、やはり強度を考えたときにしっかりと
締め付けられる六角レンチが安全かと思います。
またもしこのベッドが崩れる場合、パイプどうしを連結しているコネクタが外れると
考えられます。
そのためパイプスパンが長い場所などに次の補強コネクタを入れることで
かなり強度アップさせることができます。
高さ方向は特に指示がなかったのでこちらで適当に入れていますが、
すぐに修正できます。
パイプは図面上で寸法をちゃんと測ることが少し難しいです。
そのためある程度の形状や概算費用を計算して、実際に作られる場合に詳細な
寸法合わせをした方がよいかもしれません。
またパイプとベッド板の固定ですが、次のような部品がありました。
この部品をパイプに取付けてベッド板の上からボルト固定できます。
ただ体重を支える強度はないので体重はパイプで受け止めて、
この部品は単にベッド板がずれないようにする程度に考えて下さい。
私はベッド板に穴を空けてパイプ側からボルトを出してそのボルトの板穴をはめ込んで
使っています。
特に固定せずに差し込んでいるだけですが、板ががたつくことなく普通に使えます。