(親子で車中泊)鹿児島県 指宿温泉へ男旅

1. はじめに

フレームDIYラボのもう1つのテーマは親子で車中泊です。

アルミフレームで作った車中泊用フラットベッドで子供と2人で色んな場所へ出かけます。

最近は共同DIYなどが忙しくてあまり行けませんでしたが、

長期連休を利用して鹿児島県 指宿市にある砂むし風呂に行ってみました。

しかしそこには長期連休ならではのショッキングな事が待ち受けていました・・・

2. 旅の始まり

今回の車中泊は2泊3日のスケジュールだったので少々遠方まで足を伸ばせます。

そこで相棒(次男)と相談したところ、指宿市の砂むし風呂に行くことになりました。

以前、大分へ車中泊旅行した際にも砂むし風呂へ行きましたが、

次男は少しビビってしまいそのときは入りませんでした。

どうもそれが心残りのようで今回はそのリベンジです。

いつものようにざっくりと行きたい場所を決めて後は適当に考えます。

私は九州最南端の佐多岬に行ってみたかったのですが、

指宿とは反対側の半島のため今回は断念です。

そこで霧島温泉と指宿市の砂むし風呂を目指して車中泊旅のスタートです。

3. まずは霧島温泉から

相棒の特技は地図を見ることでいつも暇さえあれば地図を広げて眺めています。

そのためナビは次男が担当して私は彼の指示で運転します。

まだ小学5年生ですが、ホントよく調べます。

行きは高速を使わず一般道で霧島を目指します。

これが彼が考えたルートです。

出典:九州地方 地図画像集

当日は天候が悪く3日とも雨でした。

初日目は佐賀から霧島まで向かい、霧島温泉を楽しみつつ道の駅で車中泊です。

さすがに一般道で霧島まで行くと7時間近くかかってしまい、到着した時は既に夜です。

霧島温泉は山の方に集中していますが、町には20分ほどで行けました。

そこでまずは温泉から離れて夕飯を食べに行きました。

食事は次男が決めるのですが、基本肉を選びます。

そのため彼が選んだお店は「ちゃんこ霧島 国分店」です。

ここで霧島特製ちゃんこ鍋 醤油だしを戴きます。

だしはしっかりした味でおいしく、野菜やお肉もたっぷり入っています。

シメの雑炊もあっという間に間食です。

ちょうど少し肌寒かったので鍋が冷えた体にしみわたりました。

いつもながらこの夕飯は妻や長男には内緒です・・・

食事の後はゆっくり温泉に入ります。

霧島市隼人町にはたくさんの温泉があり、しかも営業時間が6:00~24:00ととても長い!

これは本当にありがたいことで遅い時間や早朝にも温泉が楽しめます。

せっかくなので夜と朝、2回別々の温泉に入ることにしました。

夜の温泉は「日帰り温泉 You湯」です。

こちらは日帰りと宿泊のいずれも選ぶことができます。

建屋は新しくキレイな温泉で特徴的なのは家族湯の豊富さです。

こちらには多くの家族風呂が用意されており、それぞれ内装が全然異なります。

家族連れや恋人との旅行にぴったりな温泉です。

私達は普通の大浴場に入りました、肌がすべすべするお湯でした。

料金は休日にも関わらず600円とリーズナブルです。

次の日の早朝も温泉に入ります。

昨晩の小綺麗な温泉とは異なり、今度は歴史のある地元の方が集まるような温泉です。

それがこちらの千石温泉!その佇まいや雰囲気からも時代を感じます。

中の浴槽もいたってシンプルで昔から地元の人の寄り場所になっていたのでしょう。

この千石温泉は昨晩入ったYOU湯のすぐ隣にあります。

私はどちらかといえばこのような地元に根付いた温泉が好きですね。

こちらのお湯も肌がツルツルするような質感で少し熱めの温泉でした。

料金はとても良心的な200円で石鹸やシャンプー等は備え付けがないので持参した下さい。

この他にも霧島には多くの温泉があるのでよかったら来てください訪れてみて下さい。

霧島での車中泊は道の駅 霧島で行いました。

ただこの時から少し異様な感じがしていました。

この日は確かに長期連休でしたが雨が降っていて状況的にはよくありません。

しかし夜の10時過ぎの道の駅が車でいっぱいになっています竅会ク蚕r

多分、昼間よりも車が停まっていると思います。

とても異様な光景でした。

これまでもよく車中泊をしてきましたが、こんな事はありません。

しかもキャンピングカーやワゴン車といった車中泊に適した車だけでなく、

軽自動車や普通車もたくさん駐車しています。

さらにこの後も続々と車が駐車場に入ってきて、止める場所がなく出て行きます。

こんなに車中泊する人が増えたのかとただ驚くだけでした。

次の日は千石温泉を出て指宿市を目指します。

この日は道が混んでいたので4時間程かかりました。

特に海沿いの道は迂回する他の道路がなく、この日はかなり渋滞していました。

途中、道の駅で休憩しましたがどこも人が多いこと…。

遠方まで来ると普段食べない食材や地元の名産に興味を惹かれます。

まずはこちらの安納芋。

種子島の方で多く取れる芋で見た目はジャガイモですが、

とても甘くて蒸して食べると最高でした。

そして次は定番のさつま揚げ、やはりこれは外せませんね。

それと一緒に鰹節も買いましたがこちらはとても香りが強くて美味しかったです。

昼過ぎには指宿に到着したのでまずは砂楽に行ってみました。

しかし案の定、長い行列ができています。

誘導員に聞いてみると既に3時間以上待つようです。

まぁ、長期連休中なので仕方ありませんね。

ただそれを考慮してこの日は指宿で車中泊する予定です。

そして次の日の朝から行くことにしました。

せっかく指宿まで来たので観光します。

その前にまずはお昼です。

飲食店を探していると目に付く看板を発見。

 「ラーメン竹虎!

なんだか勇ましい店名で肩書きもあります。

しかも行列までできている。早速相棒と突撃です。

豚骨ラーメンでしっかりした味付け、ニンニクも効いてます。

私好みのラーメンですね。

相棒もこの通り完食です。

さて食後は指宿を探索します。

いつものように特に何も調べていないのでこんな時も行き当たりばったりです。

すると我が家にとって面白い場所を見つけました。

それがこちらの「JR 西大山駅」です、

ここ、どんな駅か分かりますか??

その質問を長男に投げかけたところ速攻で正解されてしまいました。

さすが我が家の鉄道博士!

写真にあるように日本最南端の駅なんですね。

私は子供の影響で何度か写真で見たことはありますが、

ナントこの駅に観光バスが来るんですよ!!(驚)

そして停車しているとその人たちが寄って集まって写真を撮っています。

何ともいえない不思議な様子でした。

ちなみにこの駅は無人駅も含めた日本最南端駅ですが、

有人駅だけだと山川駅になります。

これも長男に質問したところ、秒殺で答えを出しました。

中学生ながらアイツの知識は侮れない・・・

実はこの西大山駅にもう一度来てここで車中泊をしました。

近くに道の駅があったのですが、車を停める余地が全くありませんでした。

やはりだいぶ車中泊する人が増えたのでしょうね。

なんだか車中泊旅行がやりにくくなってきました。

この日の温泉は近くで見つけたうなぎ温泉に行きました。

なかなか分かりにくい場所で夜だったこともあり人は全くいませんでしたが、

とてもいい温泉でした。

お湯が少し熱いくらいだったので次男は大変そうでしたが、

とてもヌルヌルしたお湯でしたね。

やっぱり鹿児島には良い温泉がたくさんあります。

この辺りには西郷隆盛の話が残っていて歴史を感じますね。

当時も同じような景色を見ていたのでしょうか。

さて本番は明日の朝から突撃する砂むし風呂です。

実は砂楽以外にも山川砂むし温泉という温泉があります。

こちらの方が観光客が少なそうだったので開店する30分前から行ってみたのですが、

ナント既に3時間待ち竅会ク賜梼ヤ場すら入れずこの渋滞…

怒りを通り越して呆れるの一言です・・・当然、もう入りません。

長期連休はどこも一斉に休みなのでどうしても混んでしまいます。

しかしこれは客側もお店側もデメリットしかないですね。

せっかくお金を使おうとしてもこれでは意味がない。

外国人観光客などはこれを理解しているためこの期間、ほとんど見かけませんでした。

GWは無駄なシステムのような気がしてなりません。

楽しみにしていた次男を説得してこちらの玉手箱の夢に入ることにしました。

砂蒸し風呂を諦めた人達で混雑していましたが、海を一望できる開放的な温泉でした。

ここは夜に来るよりも朝から来て景色を眺めながら入る方がいいかもしれませんね。

これで今回の旅の全日程が終了。

次男の希望であった砂蒸し風呂は次回のお預けです。

帰りは高速道路を使って帰ります、私達の旅では同じ道を極力使いません。

今回の旅では道の渋滞はあまりありませんでしたが、道の駅渋滞に初めて遭遇しました。

車中泊がメジャーになるのは嬉しいですが、

ここまで人が多いと寝る場所の確保が大変になりそうです。

またせっかくの連休もこれほど多くの人が一斉に移動すると渋滞や混雑で時間を無駄にする

ことも多いし、問題があるなと思いました。

ただそれでもこれからも色んな場所を息子と一緒に回りたいと思います。

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