水槽台(60cm)をアルミフレームで自作DIY!100kg載せても大丈夫!

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1. はじめに

私の車中泊相棒である次男は金魚を飼っています。

以前、金魚すくいで取れずに分けてもらった金魚ですが、これが意外と長生きです。

当初あまり長生きしないと思い、水槽台の代わりにイスの上に水槽を置いていました。

しかしこれほど長生きするとさすがにちゃんとした水槽台が欲しいですね。

そこでこれを機に水槽台(60cm)をアルミフレームでDIYしました。

水槽台にはキャスターを付けて移動できるようにしており、

100kg程度まで載せれる仕様になっています。

とても簡単に作れる方法なので、オリジナルの水槽台が欲しい人は是非ご覧下さい。




2. どんな水槽台(60cm)を作る?

今は水槽台がないのでたまたまあったイスを持ってきて、その上に水槽を載せています。

たしかにこれでは見た目は良くないですね。

まずは依頼主の次男にどんな水槽台が欲しいか聞いてみます。

すると意外としっかりした回答に驚きました(笑)

① 水槽台が動くようにしたい

水槽の掃除は専ら屋外か浴室で行なっています。

しかし彼は水槽を持ってそこまで運ぶことができません。

そのため水槽台にキャスターを付けて台ごと移動させたいというリクエストです。

これだとケーブルやチューブを外すだけで移動できます。

② 水槽台に棚が欲しい

これまではイスの上に水槽を置いていたため、

金魚エサやフィルターなどは別の場所に保管していました。

これらをまとめて水槽台に保管するための棚が欲しいということです。

たしかにこの方が水槽掃除の際も便利そうです。

③ 重たい水槽も載せられるようにしたい

元々は小さな金魚でしたが、いつのまにかデカくなって水槽が狭い感じになってきました。

もしまだ大きくなるようであれば水槽を大きくする検討も必要です。

将来、重たい水槽でも載せられる強い水槽台が欲しいということです。

ここまでしっかり要求されると余った材料で手軽に作るレベルでは済みませんね。

彼のリクエストを合った水槽台をしっかり考えて作りたいと思います。

3. 水槽台(60cm)の設計

3.1 水槽台に使用する材料

まずは水槽台に使用する材料を検討します。

今はまだ水槽が小さいですが、金魚がどんどん大きくなっているので

将来的に60cmサイズの水槽にすることも予想されます。

また水槽を載せる台なので見た目も少しは良くしたいですね。

そこで今回はアルミフレームを使うことにしました。

アルミフレームは企業や工場などでは一般的によく使われる材料ですが、

家庭DIYで見ることはあまりありません。

いずれもアルミで出来ており、錆びずに強度もあるため使い勝手の良い材料です。


(アルミフレームの種類)

 アルミフレームは断面サイズで分類されており、(15×15mm)から(100×100mm)まで幅広いラインナップとなっています。断面形状も正方形だけでなく、長方形もあります。そのため用途に応じて使い分けが可能で、例えばカーポートから小さな棚まで幅広いDIYに適応できます。フレームサイズと一緒にブラケットなどの部品もそのサイズ専用となるので注意が必要です。


水槽台に使用するアルミフレームサイズは30mmサイズです。

20mmサイズのアルミフレームでも作れますが、

水槽が大きくなることを想定して太いフレームを使います。

100kgの水槽を載せた時にアルミフレームがたわまない強度を目安にしています。

またアルミフレームは各面に溝があり、ここにナットを入れて使用するのが一般的です。

しかしこの溝は見た目があまり良くありません。

そこで今回はフレーム面に溝加工有りと無しが混在したフレームを選んでみました。

これを使えばナットを使う面は溝有りにして、外から見える面は溝無しにできます。

見た目も良く、フレームの組み立ても不便なく行うことができます。

このように同じサイズのフレームでも色んな種類があるので用途に応じて選ぶ事ができます。

3.2 水槽台(60cm)のCAD設計

アルミフレームは専用の3D CADを使って誰でも自由に設計する事ができます。

このソフトはメーカから無料で提供されており、誰でも自由に利用することができます。

インストール方法や簡単な使い方はこちらの記事で紹介しています。


アルミフレームの3D CAD設計)

 アルミフレームやアルミパイプには専用の3D CADが無料で提供されています。そのためこれを使えば作る前に色んな角度から見ることが可能となり、設計ミスが少なくなります。さらに部品の長さや種類、数なども自動で計算してくれるので部品手配ミスや加工ミスも低減することができます。


こちらが今回設計した水槽台です。

このCADではアルミフレームなどは書けますが、登録されていない部品は書けません。

そのため図の中には棚板や天板がない状態となっています。

まずアルミフレーム面の色にグレーとピンクの2種類があります。

グレーの面は溝有りでピンクの面は溝無しとなっています。

アルミフレームどうしはブラケットという部品で連結しますが、

そこには溝有りの面を配置して外側の外観となる面には溝無しを配置しました。

ブラケットとはアルミフレームどうしを連結するための部品で、

アルミフレームのDIYでは必ずこの部品が必要となります。

詳しい使い方や種類についてこちらの記事で紹介しています。


(ブラケットの種類)

 アルミフレームはブラケットと呼ばれる部品で連結されます。ボルトを差し込んで専用ナットと締め付けることでアルミフレームに固定されます。フレームどうしを直角に連結することが多いですが、別の角度に固定するブラケットもあります。ブラケットは使い方によって連結強度が変わるので注意が必要です。


水槽台の四隅にはキャスターを取り付けています。

このキャスターは1個で約30kgまで載せられるため、4個だと100kg程度は大丈夫です。

次にこの水槽台の強度を計算します。

アルミフレームやこれを連結するブラケットは強度データがメーカきら提供されています。

そのため事前に計算する事でどれくらい載せられるかを予め予想する事ができます。


(アルミフレームの強度計算)

 アルミフレームの強度は①単体強度、②BOX強度、 ③接合強度の3つを考える必要があります。各部品の強度データが提供されており、事前に計算できます。全ての強度が想定荷重よりも高ければ安心して利用できます。


今回の構造では100kg載せたときにフレームが0.2mm程度たわむ程度で十分な強度です。

最後に水槽台(60cm)の寸法図がこちらになります。

高さ650mm、奥行き420mm、幅600mmとなっています。

これでアルミフレームを使った水槽台(60cm)の設計が終了です。

4. 水槽台(60cm)の製作

水槽台の設計が終了したので部品を手配して製作します。

CADで設計すると部品リストも一緒に作れるため、図面通りに作る事ができます。

こちらが今回使用するフレームになります。

フレーム面に溝があるものとないものが混在しています。

アルミフレームの組立は六角レンチでボルトを締めるだけの作業なのでとても簡単です。

初めて扱う人も簡単に組み立てる事ができます。


(アルミパイプの組立て方法)

 アルミフレームやアルミパイプの組立ては六角ボルトを締めこむだけの簡単作業です。六角レンチ1本あれば全てを組み立てることができます。ウチの小学2年生の子供でもこの通り。誰が作っても同じように組みあがるので技術が要らず、初めての方やDIYしない人も安心して利用できます。


まずはアルミフレームを図面を見ながら組み立てます。

この組立作業は1時間程度で終わる簡単な作業です。

これに棚板や天板、キャスターを取付ければ完成です。

棚板は野地板をカットしたものを利用して、天板は合板を使いました。

キャスターはアクセサリ部品にあったのでそれを使います。

ボルトで固定するだけなのでとても簡単です。

フレームやブラケット以外にもこのような便利なアクセサリ部品がそろっています。

これらをアルミフレームに組み合わせることで機能を持った物を作ることができます。

いずれも簡単に使えるので利用されると大変便利ですよ。


簡単で便利なアクセサリ部品

 アルミパイプには標準のアクセサリ部品があり、その中にアジャスター足があります。これはパイプの中にナットを固定し、そこに足の付いたボルトをねじ込むことで高さを調整できる部品です。これを使った縦方向の突っ張りパイプはとても便利なのでオススメです。


実際の組立作業はこちらの動画で見ることができます。

そして完成した水槽台(60cm)がこちらになります。

ちょうどカウンターの下に収まるように考えていましたが、いい感じですね。

水槽台がシルバー色が多いため水槽にとてもマッチした雰囲気です。

また側面や裏面には溝がないアルミフレームを使っていますが、

やはりこちらの方がシンプルでいい感じです。

元々は側面や扉も付ける予定でしたが、見た目が良いのでこのまま使用することにしました。

試しに体重65kgの私が載ってみましたが、ビクともしません。

キャスターの動きがいいので、車のように家の中を載って遊べそうです。

また今回かかった材料費用は約1万円です。

余っている手持ち部品も利用して作っています。

ただ全体的にもう少し明るい色合いにした方がよかったかもしれませんね。

依頼主の次男も満足してくれて何よりでした。

5. さいごに

アルミフレームで作る水槽台(60cm)のDIYは如何だったでしょうか?

一般的に木材で作られる事が多いですが、アルミで作ると水槽の雰囲気にとても合います。

またアルミで作れば木材よりコンパクトに作ることができて、

しかも強度がありしっかりした安定感があります。

水槽を載せたまま動かしてもグラグラすることはありません。

今回DIYした水槽台は60cm水槽を載せるサイズでしたが、

もっと大きい水槽用の台も強度を計算しながら作ることができます。

水槽の重量はある程度見積もることができるので、

大きい水槽でも安心して載せられる水槽台が作れそうです。

また水に濡れてもアルミは錆びないので安心です。

キャスターや扉なども簡単に取付ける事が出来るので複雑な水槽台も簡単に作れます。

もし自分だけのオリジナル水槽台が欲しい方はオススメの材料だと思います。

もし興味のある方は是非チャレンジしてみて下さい。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


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これまでのサポート事例はこちら。

 「サポート事例集

より詳しくアルミフレームやアルミパイプを知りたい方は動画で実物を使った説明や

実際にDIYしている様子を見ることができます。

フレームキャンパス





こちらはこれまでアルミフレームで作ったDIY事例です。

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