【 クリスマスツリー 】屋外でおしゃれに飾り付けできる分解収納可能なツリーを自作DIY

1. はじめに

クリスマスツリー を屋外にDIYしました。

高さ3m以上もあるクリスマスツリーで

組立式で分解収納もできます。

最近はクリスマスのライトアップで

住宅地がとてもキレイに輝きます。

私も最近マイホームを建てたので初めて

クリスマスのライトアップに挑戦します!

庭にクリスマスツリーがある家に憧れますね。

現状の庭はこんな感じです。

田舎なので庭は広くスペースは十分です。

むしろ何もないのでさびしいくらい・・・

クリスマスツリーと言えばモミの木ですが、

しかし実際に木を植えると費用や手入れが

大変でハードルが高い…。

そこでフレームDIYラボらしくアルミで

クリスマスツリーを作りました。

ツリーの高さは3m以上で横幅は2mという

かなり大きめです。

年に一回のイベントなので面白くしたいですね。

しかもこれだけ大きいと外からも見えるので

ご近所さんにも見てもらえるかもしれません。

こちらのDIYは動画で詳しく見れますので

興味がある方はこちらをどうぞ。




2. クリスマスツリー の心配事

庭に大きなクリスマスツリーが欲しい方は

たくさんいらっしゃると思います。

実際に私もその一人です。

しかし現実的には次の心配事があります。

2.1 木を植えるのは大変

クリスマスツリーと言えばモミの木ですね。

しかし庭に植えるととても大変です。

実際の木は手入れが必要で成長しすぎると

剪定しないといけません。

落ち葉の清掃や隣家へ気遣いも重要です。

ガーデニングが好きであれば大丈夫ですが、

クリスマスのためだけだと少し荷が重いです。

2.2 不要になったらどうしよう

最初は熱心に飾り付けをしていたものの、

将来子供が居なくなったりして

その気持ちが冷める事もあります。

しかし木を伐採するのも気が引けます。

結局、邪魔になるかもという不安が残ります。

2.3 費用がかかる

木を植える場合は専門業者に依頼します。

植える木によって費用は変わるようですが、

それでも10万円前後はかかるようです。

さらにメンテナンス費用もかかります。

私はこれらの理由で本物の木は諦めました。

そこで考え方を変えてクリスマスツリーを

アルミを使ってDIYする事にします。

3. クリスマスツリー 自作DIYとは

市販品のクリスマスツリーもいいですが、

それだと大きいものがありません。

遠くからでも目立つツリーがいいですね。

そこでアルミパイプでクリスマスツリーを

DIYしました。

G-funという材料で最近ホームセンターでも

見かける材料です。

アルミ製なので軽くて耐久性に優れます。


(アルミパイプの特徴)

 家庭DIYで利用する金属パイプにイレクターパイプがあります。アルミパイプも同様な用途で利用できますが、イレクターパイプよりも優れた特徴がいくつもあります。ここではイレクターパイプとの比較やアルミパイプの種類について、詳しく紹介しています。


このDIYには次の特長があります。

3.1 クリスマスツリー を収納できる

DIYするクリスマスツリーは高さ3m以上も

ありますが分解して収納する事ができます。

ツリーの大きさや設計にもよりますが、

私の場合最も長いパイプで約1mです。

全ての材料をまとめるとこの程度で済みます。

これだと車庫の隙間や物置に収納できます。

またイベントや友人宅に持ち込んだり

友人やメルカリ等で譲る事もできます。

3.2 好きなサイズで作れる

自分で設計して好きなサイズや形が作れます。

私は高さ3m、幅2m以上のツリーですか、

もっとコンパクトに作って玄関や門の脇に

飾ることもできます。

設置場所も問いません。

しかも組立方法もとても簡単です。

六角レンチでボルトを締めるだけなので

普段DIYしない人でも問題ありません。

3.3 耐久性に優れる

アルミは錆びず日射の影響も受けません。

軽いので持ち運びもとても楽です。

私のクリスマスツリーの総重量は約12kg程で

大人一人でも十分持てる重さです。

このようにアルミにはメリットがあります。

持ち運びできるのでイベントなどで飾ると

喜ばれるかもしれませんね。

次にクリスマスツリーの設計を行います。

4. クリスマスツリー の設計

アルミパイプ(G-fun)は専用の3D CAD

設計することができます。

ソフトはメーカから無料で提供されており、

誰でも自由に利用することができます。

インストール方法や簡単な使い方は

こちらの記事で紹介しています。


アルミフレームの3D CAD設計)

 アルミフレームやアルミパイプには専用の3D CADが無料で提供されています。そのためこれを使えば作る前に色んな角度から見ることが可能となり、設計ミスが少なくなります。さらに部品の長さや種類、数なども自動で計算してくれるので部品手配ミスや加工ミスも低減することができます。


こちらが設計したCAD図です。

2種類のアルミパイプを組み合わせました。

まず中央柱は直径43mmパイプを使います。

高さが3m以上になると柱にも強度が必要です。

強度的には1本のパイプがいいのですが

収納等を考えた場合に長過ぎます。

そこで柱パイプを3分割し繋いで使用します。

これだと収納時にコンパクトにできます。

転倒防止で4本の足パイプを取り付けます。

こちらも直径43mmを使用しました。

足と柱パイプの間に斜めの補強パイプを

入れてしっかりと連結します。

ツリーの枝は全て直径28mmパイプです。

アルミパイプは異なるサイズどうしを

連結して一緒に使う事ができます。

これだと枝の部分が重たくならずに

柱や土台に負荷がかかりません。

枝はパイプを45度に連結して作ります。

三角形を上から5段に重ねる感じです。

パイプはコネクタという部品で連結します。

基本的には90度で連結しますが、

今回は45度コネクタを使用します。

コネクタは豊富な種類があり用途に合わせて

選んで使うことができます。


(アルミパイプのコネクタ)

 アルミパイプどうしを連結する部品がコネクタです。コネクタにはたくさんの種類があり、連結方向も直角、水平、クロスなど様々な用途に利用できるようになっています。またパイプに沿って動いたり、パイプを軸に回転したりという可動できるコネクタもあります。これを利用すればDIYの幅が広がりますよ。


アルミパイプどうしの連結方法はこちらの

動画で説明しています。

自分の好きなサイズや形状に設計でき

お好みに合わせて作れますね。

あとはイルミネーションを取り付けてみます。

4. クリスマスツリー 自作方法

設計が終われば部品を手配します。

パイプは長尺ものを購入して自分で切断する

こともできますが、

予め指定長さで購入することもできます。

アルミパイプの他に土台を固定するベグや

飾るためのワイヤーなどを別途準備します。

これらはメーカで扱っていないので

ホームセンターや100均一で揃えました。

それでは土台部分から組み立てます。

アルミパイプの組立作業はとても簡単で

ほとんどが六角レンチのみでできます。

そのため初めて扱う人でも安心です。


(アルミパイプの組立て方法)

 アルミフレームやアルミパイプの組立ては六角ボルトを締めこむだけの簡単作業です。六角レンチ1本あれば全てを組み立てることができます。ウチの小学2年生の子供でもこの通り。誰が作っても同じように組みあがるので技術が要らず、初めての方やDIYしない人も安心して利用できます。


まずは柱パイプ下段に足パイプを連結します。

その際に倒れないように斜めに支えパイプを

取り付けます。

高さが低ければこれだけでも十分です。

次に足パイプをLカンで地面に固定します。

ただ地面が柔らかく用意したLカンでは

固定が弱く追加でブロックを載せました。

地面がコンクリートの場合は足パイプに

重りを載せるようになります。

次は他の柱パイプを連結します。

パイプを延長するコネクタを使いますが、

これだけでは少し弱いです。

そこで連結部分に補強部品を取り付けます。

これは以前バスケットゴールをDIYした際と

同じ要領です。

これを入れると連結部分が強固になります。


(分解して運べるバスケットゴールをアルミパイプでDIY)

アルミパイプを使って分解して運べるバスケットゴールをDIYしました。ゴール高さは305cmと公式サイズです。これを分解するとゴルフのキャディバックに収まります。マンションやアパートの方もこのゴールを持って近くの公園でいつでもフリースローの練習ができます。


3本の柱パイプを連結して高さ3m以上の柱が

出来上がりました。

実際に見ると意外と高いですね。

次はクリスマスツリーの枝部分を作ります。

28mmパイプを45度コネクタで連結します。

段数は5段で一番下のパイプは約1mです。

最大直径が2mのツリーになります。

この取付作業も六角レンチだけでできます。

そして全てのパイプを取り付けると

クリスマスツリーが出来上がります。

ここまでの作業は1日あれば十分です。

作業や完成の様子は動画でご覧ください。

あとはイルミネーションを付けるために

100均一のアルミワイヤーを取り付けます。

ツリー円周上と頂上から下に向かって

LEDを放射状に取り付けます。

頂上はお約束の星を取り付けました。

それとツリーの中が少し寂しかったので

星のLEDを追加します。

使用したLEDはこちらにまとめます。

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安いものの取扱いがすこし面倒でした。

でも色はとてもキレイ。

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これは使いやすくてよかった。

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これはやっぱり欲しいアイテムです。

初めてのクリスマスツリーの飾りですが、

これがとても難しかったです。

特にインテリアセンスがないので

キレイにできなくて・・・

飾り付けが上手な人を尊敬します。

全ての飾り付けが終われば完成です。

ツリーの組立は約半日で終わりましたが

飾り付けが難しく2,3日かかりました。

また材料費用の概算は次の通りです。

材料総額
アルミパイプ材料 一式約4万円
イルミネーション費用約1万円
土台材料(Lカン、ブロック等)約1.5千円
100均、電気部材関連約2千円

4. クリスマスツリー 完成

完成したクリスマスツリーの全体写真です。

高さが3m以上にもなると中々圧巻です。

遠くからもはっきりとその姿が見えます。

庭にクリスマスツリーがあるという

実感が湧きますね。

何気に2階の窓から頂上の星が見えます(笑)

やはり3mを越えると高いですね。

早速ライトアップしてみます。

結構明るくてキレイです!

特にゴールドのLEDが暖かみがある輝きで

アットホームな感じです。

田舎に住んでいるため周囲が暗く、

よりライトアップが目立ちます。

近所の方もライトアップされたツリーが

突如として現れたら驚かれるでしょうね(笑)

ツリーの真下から見るとこんな感じです。

頂上の星がとても気に入っています。

このクリスマスツリーはシーズンが終われば

収納するので元の何もない庭に戻ります。

室内で使うクリスマスツリーの感覚で

これだけ大きなツリーを楽しめます。

これからは我が家の恒例行事になりますね。

5. さいごに

クリスマスツリーをアルミパイプを使って

DIYしましたが如何でしたか?

私が作ったツリーは高さ3mだったのですが、

高さやサイズは自由に作ることができます。

例えば1mサイズのツリーを玄関や門の脇に

置いて電飾することも可能です。

木を植えずにこれだけ大きなツリーが作れて、

収納しておけるので使い勝手がいいです。

もし不要に感じた場合は二次利用もできます。

家庭だけでなく学校や幼稚園、イベントにも

応用できるかもしれませんね。

クリスマスツリーが欲しい方で木を植える事に

抵抗を感じられる場合は検討されてみて下さい。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


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