家庭DIYで使えるG-fun(アルミパイプ) イレクターパイプ との違いを詳しく説明

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1.はじめに

イレクターパイプ とG-fun(アルミパイプ)の

違いをここでは詳しく説明します。

私はG-fun(アルミパイプ)を多用しますが、

普段あまり見かけない材料です。

同じパイプ材にイレクターパイプがありますが、

同じ物と勘違いしていることが多いです。

しかしながら、両者は材質や形状など

全く異なるものです

一緒に併用したり部品を置き換えることは

できません。

両者は似ていますが、機能上異なる点も多く

その違いをここでは説明します。

ここでは「LINK YOUR DESIGN」という

アルミフレームやG-funを使った

DIYのサポートを行っていますが、

イレクターパイプからアルミパイプに

変更した事例もあります。


(ホームシアターのスクリーンを共同DIY)

アルミパイプを使って天井から吊るすホームシアター用のスクリーンを共同DIYしました。元々イレクターパイプを使われていましたが、スクリーンの重さに耐えきれず落ちてしまいます。そこで強度が高いアルミパイプで置き換えることでたわみを大きく改善したロールスクリーンが完成しました。





2. イレクターパイプ との違い

ホームセンターでよく見かけるパイプ材は

イレクターパイプです。

出典:矢崎化工

こちらはホームセンターですぐに購入でき

ジョイントも一緒に販売されています。

G-fun(アルミパイプ)とイレクターパイプは

互換性がなく併用することができません。

同じような用途で使えますが、

次のような違いがあります。

(アルミパイプとイレクターの比較表)
イレクターパイプアルミパイプ
重量520g/m370g/m
費用高い安い
豊富3色
断面形状1種類豊富な種類
コネクタ豊富豊富
アクセサリ多い多い
サイズ3種類4種類
使用工具六角レンチ六角レンチ
異サイズ連結できるできる
フレーム連結できないできない
入手性良い悪い

G-fun(アルミパイプ)とイレクターパイプは

このように多くの違いがあります。

まずは材質が異なります。

イレクターパイプはスチール材ですが、

G-fun(アルミパイプ)はアルミ材です。

スチールはそのままでは錆びるので

表面に樹脂を接着してあります。

これに対しアルミはアルマイト処理により

錆びないためそのままの状態です。

そのため材料単体で比較するとアルミパイプの

方が安いです。

またアルミはスチールよりも比重が小さく

同じ長さでも軽くなっています。

判りにくい点をもう少し詳しく説明します。

①パイプサイズ

アルミパイプとイレクターパイプでは

パイプサイズのラインナップが異なります。

イレクターパイプはφ28、32、42mm

3種類があります。

アルミパイプはφ19、28、43、53mm

4種類です。

アルミパイプの方がより幅広いラインナップと

なっています。

アルミパイプは選べるパイプ径が多く

用途に合わせてサイズを幅広く変えれます。

例えば、キャットタワーのようにそれほど

高い強度を必要としない場合は19mmサイズ、

サッカーゴールのように強度が必要な場合は

43mmサイズのような使い分けができます。


(ベランダにキャットタワーを自作DIYしよう)

ベランダの室外機周りにアルミパイプを使ってキャットタワーをDIYしました。直径19mmのパイプを使うことでゴツゴツ感がなくスッキリです。アルミ製なので強度もあり雨に濡れても安心です。キャットタワーと手すりも固定して安定感もアップ。どんな形でも作れるので空いたスペースにピッタリできます。

ミニゲームもできるジュニア用サッカーゴールDIY

アルミパイプでジュニア用サッカーゴールをDIYしました。持ち運べる分解式のゴールで乗用車に載せることができます。しかも同じ部品で①2.15×5mのサッカーゴール、②1×2mのミニゴール2台を作ることができます。シュート練習やミニゲーム形式の練習など色んな練習に合わせて利用できます。


②断面形状

イレクターパイプの断面は図にあるように

真円で中が中空構造となっています。

これに対してアルミパイプは円形だけでなく

肉厚や円形パイプが2連になったもの、

補強板付など様々な形状があります。

例えば、パイプ中央にタップ加工をしたり

より強度が必要な場合は、それに応じた

パイプを選んで使うことができます。

同じパイプ径でも10倍以上の強度を持った

ものもあります。

例えば扁平タイプはアルミフレームと

連結することができます。

2連タイプは強度が高く、

長いスパンで使う際にとても便利です。

補強板付タイプは強度も強いですが、

壁などにビス止めすることができます。

またポリカ板などのパネル材も固定できます。


(アルミパイプ(G-fun)で自転車置き場を作ろう!)

フラットバー付きアルミパイプをポリカ板を使って、玄関そばに自転車置き場をDIYしました。玄関は人目に付くので波板よりもポリカ板の方が見た目的におススメです。通常のパイプ材だと薄いポリカ板の固定ができませんが、フラットバー付きパイプを使えば簡単に固定できます。


またパイプ内部も中空構造や肉厚構造など

数種類用意されています。

これらはパイプ強度や重量が異なるため

必要に応じて使い分けができます。

2連パイプで目隠しフェンスを作りましたが、

大型台風でも壊れることはありません。


(野地板とアルミパイプで目隠しフェンスをDIY)

野地板とアルミパイプを使って高さ1.8m、幅8mの目隠しフェンスをDIYしました。独立基礎を作ってそこにアルミパイプを建てて塗装した野地板を貼り付けます。板の貼り方を工夫したことで目線が隠れて風が抜けるフェンスとなっています。しかも製作費用はナント5万円以下!?


アルミパイプは表面にタップ加工もできるため

ボルトやネジを自由に取り付けできます。

アルミなので加工性がよく、

初めての人でも簡単に加工できます。

またアルミパイプの切断も身近な工具で

簡単に行うことができます。

例え断面形状が異なっても同じように

切断できるのでとても便利です。

この動画では実際にアルミパイプを

切断している様子が見れますので

よかったら参考にして下さい。

③アルミフレームとの併用

アルミパイプはアルミフレームと併用して

使用することができます。

これは同じメーカが両方の製品を製造している

強みだと思います。

例えば、アジリティシーソーのように

踏み台部はアルミフレームで作り、

シーソーの動きと架台をアルミパイプで

作るようなことも可能です。

このように両者を一緒に組み合わせることで

DIYの幅が大きく広がります。


(アジリティ用シーソーをアルミフレームでDIY!)

アジリティ用シーソーをアルミフレームでDIYしました。シーソーの高さを変えることができるので、繊細な愛犬でもトレーニングすることができます。組立も簡単でしかも軽いです。アルミ製なので雨に濡れても錆びず、また可動部もアルミパイプで作っているので安心して屋外で使用できます。


④連結コネクタ

アルミパイプどうしを連結する部品は

コネクタと呼ばれます。

イレクターパイプではジョイントといいます。

アルミパイプはコネクタ種類が圧倒的に多く、

パイプどうしを多彩に連結できます。

例えば角度を自由に変えれるコネクタや

パイプを延長して長くするコネクタ、

補強として使えるコネクタなど

非常に多くのコネクタがあります。

角度を付けた屋根が簡単に作れるので

自転車置き場などのDIYに便利です。

さらにテラス屋根なども作ることができます。

コネクタ結合強度が数字で表記してあるため

事前に強度設計や補強の有無を検討できます。

コネクタの向きや連結するパイプ長さによって

強度が変わるので注意が必要です。

また同じ径のパイプどうしでなく、

異なるサイズのパイプも連結できます。

そのため必要強度に応じてパイプ径を変えて

作ることもできます。


(分解して運べるバスケットゴールをアルミパイプでDIY)

アルミパイプを使って分解して運べるバスケットゴールをDIYしました。ゴール高さは305cmと公式サイズです。これを分解するとゴルフのキャディバックに収まります。マンションやアパートの方もこのゴールを持って近くの公園でいつでもフリースローの練習ができます。


アルミパイプは角度を付けた組立てが得意で

自由な角度で連結できます。

しかも使いながら調整できてとても便利です。


(子供用リハビリ歩行器具を共同DIY)

 障がいを持った子供のリハビリ歩行器具を共同DIYしました。アルミパイプを使って子供を上から支えてハイハイできる器具です。子供の成長に合わせて支える高さを調整でき、アルミパイプの設計自由度の高さが伺える製作品です。自分に合った補助器具をDIYしたい方は参考になると思います。


⑤可動パーツ

アルミパイプには可動パーツが多くあります。

例えばパイプに沿ってスライドするモノや

パイプを軸にして回転するコネクタなど

パイプサイズに応じて準備されています。

これらを利用することで扉を作ったり

昇降式のテーブルなど作れます。

こちらは回転コネクタで扉を作った事例です。

どんな場所でも簡単に扉を作れます。

可動コネクタを使ってDIYした事例です。


(コートが収納できる玄関棚を野地板とアルミパイプでDIY)

玄関は置きたい物が多く収納が欲しい場所の1つです。そこでコートが収納できるオシャレな棚を野地板とアルミパイプでDIYしました。空いているスペースにピッタリで天井付近まで収納できます。回転するコネクタを使って扉を作ることで開閉がスムーズで野地板で中を見えにくくして生活感を抑えました。

(本棚に使える大容量マガジンラックをDIY)

リビングでは雑誌や本が散らかりやすいですね。そこで雑誌や本、大きなファイルを40冊以上収納できる回転式マガジンラックをDIYしました。また2段にして上段には小物入れ、下段がマガジンラックになっています。アルミパイプ以外は全て100均で購入した部品です。

(キッチンに可動式物置き台をDIY)

 キッチンで食器洗いや料理をしているときにちょっとした物置き台が欲しくなります。例えばタブレットで動画を見たり、ボウルや野菜などの材料をちょっとだけ置くなど。そんなときに便利な可動式物置き台をアルミパイプでDIYしました。この台はスライドして自由に動かせるので作業する場所でいつも使えます。

(玄関に壁掛けロードバイクスタンドをDIY)

玄関はロードバイク保管場所としてはとても便利な反面、段差やシューズラックなどがあるので保管しずらい。そこでアルミパイプを使って壁掛けバイクスタンドをDIYしました。バイクの高さを自由に変更することができ、余ったスペースに棚やハンガーを作ればオリジナルのバイク専用ラックの完成です。

(軽バンをプライベートオフィスに改造DIYしよう!)

ホンダアクティの後部座席部分にオフィスをDIYしました。車内に折り畳み式のテーブルを設置して棚やカーテンなどを取付ければもはやプライベートオフィスです。車中泊もできて、テーブルを畳めば大きい荷物も載せることができます。しかもこのオフィスは30分もあれば外して元に戻せます。


⑥アクセサリー

アクセサリーとはアルミパイプに

使用できる付属部品のことです。

例えばアルミパイプに板を取付ける場合、

アルミパイプに穴をあけて取り付けることも

できますが少し大変ですよね。

こんなときにアクセサリー部品を使えば

パイプに加工することなく簡単にできます。

他にはアジャスターやコロなどもあります。

特にオススメの使い方がアジャスタを使った

突っ張りパイプです。

アジャスタの高さ調整機構を利用して

アルミパイプを突っ張り棒のように使います。

普通の突っ張り棒で得られない高い強度が

得られて簡単に固定することができます。


(クローゼットを自由にアレンジ!収納ハンガーラックをDIY)

アーネストワン建売住宅の寝室にあるクローゼットは広いものの棚やハンガーラックはありません。そこでアルミパイプで自由にアレンジできる収納ラックをDIYしました。アルミパイプを床と天井で突っ張って固定し、色んな収納棚やックを自由自在に作ることができます。

(賃貸でキッチン目隠しカーテンをDIY

 今の賃貸部屋は間取りがとても悪く、リビングに入る扉を開けるとキッチンが全部見えてしまいます。キレイな時は問題ありませんが、そうでないと大変。そこでキッチンを丸ごと囲う目隠しカーテンをアルミパイプで作りました。パイプを突っ張り棒のように使えば、どんな場所にでもカーテンや壁、扉を作ることができますよ。

(パントリーに収納棚をDIY

 高さ2mもあるパントリーには据付の棚がありません。そこで収納棚を作り、上の空間まで無駄なく利用できるようにします。ただ問題はここが賃貸住宅であること。そのため壁に直接ビスや釘は使えません。そこでパイプを突っ張り棒のようにして固定することで10kgの米袋を載せてもビクともしない棚にしました。

(突っ張り棒を使わない目隠しカーテンDIY)  

突っ張り棒を使わずに外れない目隠しカーテンを洗面室にDIYしました。アルミパイプを使えば簡単にしかも強力なカーテンをどこでも作ることができます。パイプ径もφ28mmと細いため場所を取らず見た目もシンプルです。使う工具も六角レンチ程度で1時間程度で作れる簡単DIYとなっています。

(玄関に壁掛けロードバイクスタンドをDIY)

玄関はロードバイク保管場所としてはとても便利な反面、段差やシューズラックなどがあるので保管しずらい。そこでアルミパイプを使って壁掛けバイクスタンドをDIYしました。バイクの高さを自由に変更することができ、余ったスペースに棚やハンガーを作ればオリジナルのバイク専用ラックの完成です。


このような部品が標準品で準備されているので

とても使い勝手がいいですね。

アルミパイプとイレクターパイプは

同じパイプ材ですが、

パイプや部品の種類が異なり応用の幅が

全然異なっています。

使い勝手という点ではいずれも六角レンチ1本で

作業できるため大きな違いはありません。

入手性も最近では同じようになりました。

以前だとG-funは個人購入が困難でしたが、

今ではホームセンターでも購入できます。

購入方法もいくつかあるので、

自分に合った購入ルートを選べます。


(アルミフレームやG-funはどこで購入できる?)

メルカリやラクマ、YahooフリマなどでアルミフレームやG-funを手軽に購入する方法を紹介します。ホームセンターやオンラインショップにない部品でもSUS製部品であれば全て購入できます。フレーム材も1mm単位で購入できるので大変便利ですよ


G-funはDCM系列のホームセンター

取り扱っているほか、ミスミやモノタロウなど

ECサイトを経由して購入できます。

しかし自分で必要部品の種類、数量を調べて

それぞれ注文するのは少し大変です。

そこでフレームDIYラボではこの材料を

簡単に入手したい人向けの

サービスも実施しています。

1日以内にSUS社製商品のお見積り

提出しています。

ホームセンターで入手できない部品も

こちらだと簡単に入手できます。

しかもホームセンターよりも割安で

ご提供できます。

詳しい内容はこちらをご覧ください。


(フレームラボショップ)

アルミフレームやパイプの欠点は入手性の悪さです。一部のホームセンターでしか取り扱いがなく、取り扱う商品も多くありません。そこでフレームDIYラボではメーカの全ての商品を個人向けに提供しています。しかもホームセンターを通さないため、割安でご自宅までお届けできますよ。


アルミフレームやアルミパイプを

動画で学びませんか?

フレームDIYラボでは色んな動画を用意して

アルミフレームに興味がある方が

さらに詳しく学べるように努めています。


(動画で学ぶ! フレームキャンパス) 

アルミフレームやアルミパイプの基礎から応用まで動画を見ながら学びませんか?ここではアルミフレームの特徴や加工方法、3D CADの使い方、各種部品を使った応用まで幅広く動画で説明しています。アルミDIYの基礎から学んだり、自分の興味ある部品だけ確認のために見ることもできます。初めて扱う方でも安心して利用できることを心がけて動画を作成しています。


2. アルミフレームとアルミパイプの違い

同じアルミ材料ですが断面形状が違います。

断面が四角形か円形かという違いです。

2-1. アルミフレーム

アルミフレームは正方形又は長方形の形状で

いずれの面に溝が加工してあります。

この溝にナットをブラケットと呼ばれる部品を

使ってアルミフレームどうしを連結します。

アルミフレームの詳細はこちらをご覧ください。


(アルミフレームの種類)

 アルミフレームは断面サイズで分類されており、(15×15mm)から(100×100mm)まで幅広いラインナップとなっています。断面形状も正方形だけでなく、長方形もあります。そのため用途に応じて使い分けが可能で、例えばカーポートから小さな棚まで幅広いDIYに適応できます。フレームサイズと一緒にブラケットなどの部品もそのサイズ専用となるので注意が必要です。

(ブラケットの種類)

 アルミフレームはブラケットと呼ばれる部品で連結されます。ブラケットは2つのネジ穴を持ち、ここにボルトを差し込んで専用ナットと締め付けることでアルミフレームに固定されます。フレームどうしを直角に連結することが多いですが、別の角度に固定するブラケットもあります。ブラケットは使い方によって連結強度が変わるので注意が必要です。


2-2. アルミパイプ

アルミパイプは基本的には円形の形状です。

パイプが2本並んだものやフラットバーが

くっついたものなど種類が多くあります。

(アルミフレーム)

 ・パネルやヒンジなど取付けやすい。

 ・フレーム強度が強い。

 ・ブラケットのモーメントが強い。

 ・フレームの種類が多い。

 ・100均部品が利用しやすい

(アルミパイプ)

 ・コストが安い。

 ・回転やスライドの可動が可能。

 ・突っ張り棒のように利用可能。

回転動作やスライド動作、突っ張りなどは

アルミパイプが便利です。

ポリカ板などのパネル材を扱う場合は

アルミフレームの方が有利です。

3. アルミパイプの種類

アルミパイプもアルミフレーム同様、

複数のサイズが用意されています。

細い順に直径が19、28、43、53mm

4種類となります。

左:φ19mm  右:φ28mm

その他に断面形状もいくつか種類があり、

重量やパイプ強度が異なります。

パイプの中が空洞の物が標準品ですが、

断面が扁平になったものもあります。

左:扁平型  右:高強度型


(アルミパイプの特徴)

 家庭DIYで利用する金属パイプにイレクターパイプがあります。アルミパイプも同様な用途で利用できますが、イレクターパイプよりも優れた特徴がいくつもあります。ここではイレクターパイプとの比較やアルミパイプの種類について、詳しく紹介しています。


パイプ径や断面形状が異なると強度が変化して

使用推奨荷重も異なります。

基本的には径が太くて短いほど

重たいものをかけることができます。

こちらに代表的なパイプの使用推奨荷重や

たわみ量をまとめています。


(アルミパイプの強度計算)

 アルミパイプの強度は①単体強度、②接合強度の2つを考える必要があります。単体強度はアルミパイプ自体の強度で結合強度とはコネクタ強度です。いずれも強度が想定荷重を上回っていれば安心して利用できます。


アルミパイプでは4mが入手可能な最長です。

必要な長さをカットして購入もできます。

参考までにφ19とφ28のパイプ重量です。

4. コネクタ

アルミパイプには専用コネクタがあり

連結できるようになっています。

アルミフレームと違って異なるサイズを

連結できるコネクタもあります。


(アルミパイプのコネクタ)

 アルミパイプどうしを連結する部品がコネクタです。コネクタにはたくさんの種類があり、連結方向も直角、水平、クロスなど様々な用途に利用できるようになっています。またパイプに沿って動いたり、パイプを軸に回転したりという可動できるコネクタもあります。これを利用すればDIYの幅が広がりますよ。 


コネクタを使う場合、注意する点は強度です。

アルミフレームもそうですが、アルミパイプは

金属なので折れることはほとんどありません。

もし壊れる場合は連結部分、

つまりコネクタが外れておきます。

そのため事前に使用荷重を決めて

必要な強度を確保するようにします。


(コネクタってどれくらい強い?)

 アルミパイプで構造物を作ったときに強度的に最も弱くなるところはパイプどうしを連結するコネクタです。そのため設計するときに想定荷重を考えて、それに耐えうるコネクタや構造を考える必要があります。コネクタ強度には3つの強度があり、全ての考慮してコネクタの選定をします。


5. アクセサリ

アルミフレームと同様にアルミパイプにも

専用のアクセサリがあります。

キャスタやスタンド、キャップなどあります。

その中で便利なアクセサリ部品はスタンドです。

これを使えば突っ張り棒のように使えて

それに別のアルミパイプを連結して

固定された構造を簡単に作ることができます。


簡単で便利なアクセサリ部品

 アルミパイプには標準のアクセサリ部品があり、その中にアジャスター足があります。これはパイプの中にナットを固定し、そこに足の付いたボルトをねじ込むことで高さを調整できる部品です。これを使った縦方向の突っ張りパイプはとても便利なのでオススメです。


これまでアルミパイプやアルミフレームを

使ったDIYはこちらから見れます。


(キッチンの壁収納を製作)

 アルミフレームを使ってキッチンに壁収納を作りました。壁を傷付ける事なく、アルミフレームを突っ張り棒のように固定して他の部品を組み立てていきます。アルミは燃えないので火の回りで使っても安心。しかも100均部品を利用したからくりがあります。右の写真でテーブルがありますが、どこか判りますか?

(脱衣所にコンパクトな収納棚製作)

 住んでいる家の洗面室がとても狭く、家族4人分の着替えや洗剤などを置く収納場所がありません。そこでアルミフレームを使って洗濯機の上やちょっとしたスペースを有効的に利用できる収納棚を作りました。市販品の棚だとどうしても無駄なスペースが出来ますが、自分で設計して作れば最適。しかも100均を利用して費用も抑えました。

(4万円台で作れるテラス屋根)

 住んでいる賃貸住宅には軒や屋根がなく、洗濯物を干したり自転車を雨から避ける場所がありません。そこでアルミパイプを使って幅4mもあるテラス屋根を作りました。特徴は壁を傷付けたりコンクリートを使用せずにいつでも元に戻せること、目隠し壁まで取り付けても費用は4万円台という点です。

(洗濯物を干すサンルームをDIY)

 うちでは何故か長男だけが花粉症です。そのため花粉の季節になると目を赤く腫らして微熱が出るので辛いです。そこで洗濯物を干すためのサンルームをアルミフレームで作ってみました。大きな扉も付けて布団も干せます。ところがサンルーム内の温度は確かに上がりましたが、洗濯物が乾かない!?そこにはサンルームの落とし穴がありました。

回転式乾燥スタンドをDIY

 サンルームで検討した経験をもとに、部屋干しでもあっという間に乾かせる回転式乾燥スタンドを自作DIYしました。扇風機の風を当てると洗濯物がくるくる回転して万遍なく均一に乾かすことができます。蒸発した水蒸気も効率よく排出し、扇風機だけで乾くので電気代も10円程度で済みますよ。

(狭いキッチンシンクを整理スペースDIY)

 賃貸住宅のキッチンのシンク回りが狭くて作業がとてもやりずらい。食洗機が付いておらず食器カゴを使ってますが、これがシンクの上で場所を取ります。そこで食器カゴをシンクタンクの上に置ける台をアルミフレームでDIYします。水にぬれても錆びない材料なので水回りにピッタリです。

(スズキアルトに2mの車中泊ベッドをDIY)

スズキアルトに2mの長さがある車中泊用フラットベッドをアルミフレームでDIYしています。このベッドは共同DIYで私が設計や加工を担当し、離れて住む友人が車中で組立てを実施しました。アルミフレームは設計や加工に経験が必要なものの、組立てはとても簡単で誰でもすぐにできます。

(可変式2段ハンガーラックをDIY)

空いたスペースにぴったりのハンガーラックをアルミパイプでDIYしました。このラックは2段式になっていて、それぞれ高さを自由に変更することができます。上段は長男の服、下段は次男の服を掛けています。自分の好きなサイズで作れて子供の成長に合わせて簡単に調整できます。

(ロードバイクの保管車庫をDIY)

屋外でしっかり保管できるロードバイクの車庫をアルミフレームでDIYしました。ショーケースのように完全に覆った車庫で雨風が一切入りません。出し入れが簡単なように複数の扉が付いており、この中でメンテナンスもできます。鍵を付けることもできるので防犯対策にもなりますよ。

(モビリオの車中泊用ベッドを作ろう)

私は子供と一緒に車中泊するのが趣味です。これまでも色んな場所へ行ってきました。しかし子供が大きくなり車中で寝るのが難しくなってきたので、アルミフレームを使ってフラットベッドを作りました。このスペースがあれば子供二人連れての車中泊も全然大丈夫です。


ここでは「LINK YOUR DESIGN」という

アルミフレームやアルミパイプを使った

オンラインDIYのサポートを行っています。

年間100件ほどのDIYを日本全国の方と一緒に

行っています。


(オンライン共同DIYの製作実績)

アルミフレームやG-fun(パイプ)を使ったDIYをオンラインでサポートする「LINK YOUR DESIGN」の製作実績を紹介しています。年間100件以上のDIYをサポートしており、様々なモノを制作しています。これまで作ってきたモノの中にあなたが欲しいモノもあるかもしれませんよ。





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これまでのサポート事例はこちら。

 「サポート事例集

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