アジリティ で使用するシーソーやハードルをアルミフレームで自作DIYしよう!

1. はじめに

アジリティ のハードルとシーソーのDIYを

アルミフレームとパイプで行いました。

ここではアルミフレームやアルミパイプを

使ったDIYを紹介していますが、

LINK YOUR DESIGNという

オンライン共同DIYも行なっています。

これはアルミフレームやパイプのDIY

一緒に協力しながら行う活動です。

アルミフレームやパイプは大変便利な材料で

木材にはない優れた特性がありますが、

普段身近にないため使い方がわからない

という欠点があります。

そこでアルミフレームやパイプの使い方や選定、

設計などをアドバイスしながら初めての人でも

安心してDIYできるようにするものです。

これまでの共同DIY事例はこちらで見れます。


(オンライン共同DIYサポート事例集)

アルミパイプやアルミフレームを使いたい方とオンラインで一緒にDIYを行っています。これらの材料はとても便利ですが入手性の悪さからあまり知られていません。そのため部品選定や使い方、加工、組立方法など初めての人はわかりにくいです。そこでオンラインDIYでは誰もが扱えるようにサポートしています。


今回の相談者は千葉県に住むMさんです。

ドック用のアジリティー道具をDIYしたいと

相談をいただきました。

これまでもアルミパイプやフレームを使って

アジリティー道具を作ったことがあります。

その記事を見てご連絡いただきました。


(犬用アジリティやケージ棚を自作DIYしよう)

犬 用アジリティ道具をアルミフレームやパイプで手作りしました。DIYした道具はシーソーとハードルです。いずれもアルミ製なので屋外使用に適しており、軽くて持ちは込むこともできます。また遠征用の車載ケージラックも製作しました。色んな用途があるので練習の可能性が広がりますよ。

(初心でも作れる!アルミを使ったドックランシーソー)

アルミフレーム とG-funを使ってドックラン用シーソーをDIYしました。サイズは長さ360cm、幅30cm、高さ60cmの競技用と同じもので高さを自由に調整できます。初めてアルミフレームを使う女性と一緒に作りましたが、イメージ通りで大満足です。難しい加工は一切なく、ネジで組み立てるだだけで作れます。

(アジリティ用シーソーをアルミフレームでDIY!)

アジリティ用シーソーをアルミフレームでDIYしました。シーソーの高さを変えることができるので、繊細な愛犬でもトレーニングすることができます。組立も簡単でしかも軽いです。アルミ製なので雨に濡れても錆びず、また可動部もアルミと樹脂で作っているので錆びることはありません。


また実際の練習動画も見ることができます。

こちらがMさんと一緒に作ったアジリティ用の

ハードルとシーソーです。

シーソーはアルミフレームで踏板部分を作り、

可動部分はパイプを使って作りました。

アルミフレームとパイプを組み合わせることで

いろんなものを作ることができます。

この記事ではこのDIYを紹介します。




2. Mさんの相談内容

こちらがMさんからいただいた相談内容です。


アジリティ「ハードル」を探していたところ

ネットでみるとハードルが12万しており

なかなか高額と思いながら調べていたら

こちらのサイトに辿り着きました!

アジリティ器具のハードルなど女の私でも

ご指導いただければ製作可能でしょうか?


実はこれまで何度かアジリティ機器を

DIYしましたが、全て女性の方でした。

この分野に詳しくありませんが、

女性の参加者が多いのかもしれませんね。

いずれも以前作ったことがありますが、

シーソーを架台から作るのは初めてです。

アルミフレームでシーソーの動きを作るのは

困難なので、アルミパイプを併用することで

シーソーの動きを再現します。

アルミフレームとパイプにはそれぞれ特徴が

あるので使い分けが大切です。

3. アジリティ 道具のDIY方法

3.1 アジリティ 道具の部材

使用する材料はアルミフレームパイプです。

ハードルはアルミパイプだけで作れますが、

シーソーはアルミフレームとパイプを併用して

作る必要があります。

特にシーソーの可動部分はフレームでは作れず、

パイプの回転するコネクタを利用します。

またアルミは雨に濡れてもサビないので

屋外で使用する材料としては最適ですね。

3.2 アジリティ 道具のCAD設計

アルミフレームを使ってDIYする場合、

専用の3D CADソフトが利用できます。

これはメーカから無料で提供されており、

誰でも自由に利用することができます。

インストール方法や簡単な使い方は

こちらの記事で紹介しています。


アルミフレームの3D CAD設計)

 アルミフレームやアルミパイプには専用の3D CADが無料で提供されています。そのためこれを使えば作る前に色んな角度から見ることが可能となり、設計ミスが少なくなります。さらに部品の長さや種類、数なども自動で計算してくれるので部品手配ミスや加工ミスも低減することができます。


ハードルとシーソーの両方を設計しました。

こちらはハードルのCAD図になります。

この部品を左右に並べて間にバーを設置します。

ハードルのポイントはしっかり自立することと

バーの高さを簡単に変えれることです。

アルミパイプはそのままでは接地面が少なく

少し不安定になります。

そこでフラットバー付きパイプを使います。

アルミパイプにはいろんな形状があるので

用途に応じて使い分けることができます。

フラットバーを地面に置くことで安定して

ハードルを自立させることができます。

次はバーの高さ調整機構です。

この機構を作るにはいろんな方法がありますが

ハードルにメモリをつけてバーの高さを

見える化したいとリクエストがありました。

そこでフラットバー付きパイプを使って

メモリを貼り付けられるようにします。

また手作業で簡単に位置を変えられるように

ノブボルト付きコネクタを使用します。

このボルトを緩めればバーの高さを自由に

変えることができます。

アルミパイプには様々な部品があるので

うまく組み合わせることが重要です。

次にこちらはシーソーのCAD図になります。

こちらは強制的に部品を連結させており

少し見えずらい形になっています。

踏み板サイズは300×3,600mmで

フレームの上にアルミ複合板とラバーを

貼ったものを使用します。

次にシーソーの動きを考えます。

アルミフレーム用部品では動作を作れないので

この部分はアルミパイプを使用します。

アルミパイプとフレームは全く別の部品ですが

実は併用して組み合わせて作ることができます。

踏板の下にアルミパイプを設置して

そこに回転するコネクターを取り付けます。

この動きはこちらの動画で実際に見れます。

回転コネクタに架台を取り付けて完成です。

架台は高さは変えられるように作りました。

踏板上のラバーはこちらは準備できないので

Mさんの方で用意してもらいました。

オンライン共同DIYではお互いにできることを

持ち寄って一緒に完成を目指します。

そうすることでひとりではできなかったものが

作れるようになります。

設計が終われば部品をメーカーに手配して

組み立てれば完成です。

3.3 アジリティ 道具の組立

材料はメーカーから直接自宅まで配送されます。

今回は3mも超えるフレームがありましたが

これらが全て送料無料なので大変便利です。

納期は大体1〜2週間です。

届いた部品を組み立てれば完成ですが

Mさんは初めてこの材料を扱われます。

そのため組図を作ってお渡ししています。

これは初めての人に大変喜んでもらえています。

そしてついに完成です。

こちらが完成したハードルとシーソーです。

CAD図通りの完璧な仕上がりです。

ハードルにはバーを載せる半円状の部品を

別途取り付けられています。

ハードルは簡単に分解して持ち運べるので

公園や他の場所で使う際にとても便利です。

こちらはシーソーです。

アルミフレームとパイプを併用しており

初心者には少し難しいですが、

それでもこのように完成されています。

こちらは少しアレンジされて架台にチェーンを

取り付けられました。

DIYなのでイメージと若干異なる場合でも

しっかり設計すればちょっとしたアレンジで

使いやすくすることができます。

4. さいごに

アジリティー用のハードルとシーソーを

共同DIYしましたが如何だったでしょうか?

シーソーはアルミフレームとパイプを併用して

うまく作ることができました。

このように異なる材料を組み合わせることで

お互いの特長を活かしたものが作れます。

各材料や部品の特長については動画で紹介して

いるのでよかったらご覧ください。


(動画で学ぶ! フレームキャンパス)

アルミフレームやアルミパイプの基礎から応用まで動画を見ながら学びませんか?ここではアルミフレームの特徴や加工方法、3D CADの使い方、各種部品を使った応用まで幅広く動画で説明しています。アルミDIYの基礎から学んだり、自分の興味ある部品だけ確認のために見ることもできます。初めて扱う方でも安心して利用できることを心がけて動画を作成しています。


ひとりでDIYすることに抵抗や不安があれば

このようにオンラインでつながって一緒に

考えて作ることもできます。

失敗するリスクも減り、一人でできなかった

DIYも可能となります。

もし興味があればアルミフレームやパイプを

一度使ってDIYしてみてください。

新しい可能性を感じられると思います。


アルミフレームやパイプを使ったDIYを

一緒にしてみませんか?

 DIYする時間や工具がない

 普段DIYをしないので自信がない

そんな方にも安心で手間がかからず

欲しい物が手に入るオンライン共同DIYです。

一人で考えるよりも複数人で考えた方が

よりいいアイデアも生まれます。

まず設計や構想は御自分で考えて

欲しいものをイメージしてください。

もし自分で加工から組み立てまでされる方は

必要に応じてアドバイスを致しますし、

手間な部品手配や加工をしたくない方は

こちらで設計して組み立てる状態の部品を

お送りすることもできます。

初めて使う材料で不安な方も安心して

チャレンジすることができますよ。

気に入った物が見つからない場合は

試してみては如何でしょうか?

詳しいサポート内容や進め方は

こちらで説明しています。

Link Your Design

またこの材料を簡単に入手したい人向けの

サービスも実施しています。

1日以内にSUS社製商品のお見積り

提出しています。

ホームセンターで入手できない部品も

こちらだと簡単に入手できます。

 「フレームラボショップ

これまでのサポート事例はこちら。

 「サポート事例集

より詳しくアルミフレームやアルミパイプを

知りたい方は動画で実物を使った説明や

DIYしている様子を見ることができます。

フレームキャンパス




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