フレームで自作、快適モビリオ車中泊ベッド

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アルミフレームを使ってモビリオで快適に車中泊できるベッドを自作DIYしています。

モビリオは座席を倒してもフラットでなく凹凸がひどくてそのままでは寝れません。

これをアルミフレームで無事解決してセミダブルマットが敷ける広さを確保しました。

ここではそんなフラットベッドの製作過程を紹介しています。

モビリオよりも車内が狭いスズキアルトの車中泊フラットベッドをアルミフレームで

製作した記事もありますので併せてご覧ください。


(スズキアルトに2mの車中泊ベッドをDIY)

スズキアルトに2mの長さがある車中泊用フラットベッドをアルミフレームでDIYしています。このベッドは共同DIYで私が設計や加工を担当し、離れて住む友人が車中で組立てを実施しました。アルミフレームは設計や加工に経験が必要なものの、組立てはとても簡単で誰でもすぐにできます。





1. モビリオの車中泊は少し辛い

モビリオはシートを倒してもフラットにならないためそのまま寝ることはできません。

シートにクッションや布団を敷き詰めれば寝れないことはありませんが、

正直背中が痛くなって快適ではありません。

そこでアルミフレームで枠を作りその上に板を載せてベッドを造ることを考えました。

そうすれば全てのシートが同一面にすることができるからです。

アルミフレームとはアルミの角材のことでサイズも豊富でブラケットと呼ばれる連結部品で

簡単に組み立てることができる材料です。

細くて強度があるため車中DIYに適した材料なので興味がある方こちらをどうぞ。


(アルミフレームとは?)

 アルミフレームは断面サイズで分類されており、(15×15mm)から(100×100mm)まで幅広いラインナップとなっています。断面形状も正方形だけでなく、長方形もあります。そのため用途に応じて使い分けが可能で、例えばカーポートから小さな棚まで幅広いDIYに適応できます。フレームサイズと一緒にブラケットなどの部品もそのサイズ専用となるので注意が必要です。


モビリオの車中泊用ベッドに使用したアルミフレームは断面が(20×20)mm角の物です。

細いため強度的に不安に見えますが、親子で車中泊してもぐらつくことなく安定しています。

アルミフレームは金属なので同じサイズの木材などと比べてはるかに強度が高いです。

強度計算もできるので使用用途や想定荷重が分かっていれば、事前に安全性を確認できます。


(アルミフレームの強度計算)

 アルミフレームの強度は①単体強度、②BOX強度、 ③接合強度の3つを考える必要があります。全ての強度が想定荷重よりも高ければ安心して作れます。事前に強度計算することで安心してご利用できます。


こちらが完成したモビリオの車中泊用フラットベッドです。

セミダブル低反発マットを敷いて大人二人でも寝れるほどのスペースが確保できました。

小学生二人と大人一人で寝ても十分に足を伸ばして寝ることができました。

実際の詳しい作り方などはこちらの記事を参考にしてください。


(現状のフラットレベル)

 モビリオの車中は広いため車中泊できそうですが、実はシートがフラットにならずに大きい段差があります。特に1列目と2列目シートでできる段差が大きく、クッション等で埋めても完全に凹凸を無くすことはできません。そこで1~3列目のシートを完全に覆うベッドを考えました。

(3列目シートにフレーム設置)

 モビリオの3列目シート部分にアルミフレームを設置します。3列目シートを2列目シートの下に収納してアルミフレームで台を作ります。2列目シートが最も高くなるのでここを基準にして、3列目のベッドの高さもそこに合わせて作りました。シートと車体の間の隙間にもアルミフレームは設置できるので便利です。

(1,2列目シートにフレーム設置)

モビリオの1列目と2列目シート部分にアルミフレームを設置します。運転席と助手席をまとめて覆って、高さを2列目シートに合わせます。特に運転席はハンドルがあり座席を倒すと隙間があまりありませんが、アルミフレームであれば十分設置できます。

(フレームの上に板を設置)

 最後の1~3列目シートに設置したアルミフレームの上に板を設置してベッドを作ります。板はフレームの面で受けることができ、固定もボルトで簡単に固定できるため非常に安定します。さらにベッド板を隣り合うフレームに渡して固定することで全てのフレームを連結できて安定感が増します。

(ベッド板の固定方法)

 ベッド板をアルミフレームに固定します。ベッド板を簡単にフレームに取付けられるようにセットスクリューを使って位置決めできるようにしました。ベッド板に穴を空けておけば、セットスクリューに差し込むだけで全ての位置が簡単にでます。最後はナットを締めればOKです。


しかし作りながらこうすれば良かったと反省する点もいくつかありました。

そこで製作して感じた良い点や悪い点、改善点などを振り返ってみましょう。


2. モビリオ車中泊用ベッドの改善点

1. ベッド組立てに手間がかかる

今回の設計は最大限に車内スペースを確保することを重点に置きました。

そのため運転席をそのままにしてベッドを使用することは出来ません。

一度、運転席と助手席を倒してフレームを設置して、下板を置く必要があります。

ベッド組立て前の様子

ベッド組立て後の様子

そのためベッドを使用する際には15分ほど手間がかかってしまいます。

運転時は1,2列目の下板を外して後部座席に載せて、フレームは2列目と3列目シートの

隙間に収納します。

フレーム収納の様子

荷物は十分載せれますが下板が大きいため後部席に人を載せることができません。

下板を分割して3列目に全て載せれば2列目シートは使用できますが、強度が低下するため

補強を追加する必要がでます。

しかも組立て時間も増えてしまいます。

現状でベッド組立てに約15分程度ですがフレームが増えると30分ほどかかりそうです。

そこで今後は運転席と助手席はそのままでベッドにできるようにしたいと思います。

単純にベッドを2列目までに抑えます。

長手方向は短くなりますが、現状でもかなり余裕があるので私の身長であれば

2列目までで充分です。

しかもこれで車中泊に行くのは私と次男の2人なのでスペースも必要ありません。

2. 木くず

下板に構造用合板を使用しましたが、きれいに掃除しても木くずがでます。

表面がきちんと加工されて木くずが出にくい合板がいいと思います。

3. 良かった点

1. 広い空間、完全なフラット化

設計で最も重点を置いたポイントで十分達成できたと思います。

従来のモビリオは幅が狭くなった3列目が最もフラットで幅が広い1列目に

きつい傾きがありました。

寝るときは上半身を狭い3列目に置くので横幅が窮屈で寝づらい感じがしてました。

完全フラットになったことでこれからは幅広い1列目に上半身に置けます。

 

2. ベッドの安定感がある

下板をフレームに固定したため全てのフレームが一体化できました。

そのためベッドのような安定感がありフラフラすることが全くありません。

下板を含め全て部品の結合にボルトとナットを使用したことが良かったです。


4. 使用部品、費用、作業時間

使用した部品とその数量をまとめました。

アルミフレームは16mとなっていますが正確には12m程度です。

アルミフレームの購入サイズは最大4mなのでそこから必要な長さを切り出します。

かかった費用は約15,000円です。

ただコストダウンする方法もあります。

それを使えば10,000円前後まで安くできると思います。


(アルミフレームに便利な100均集)

 アルミフレームは100均と非常に相性がよく、色んな物が利用できます。構造部品だと金具や金属プレート、ヒンジや鍵などが簡単に利用できます。またアルミフレームの溝を利用してワイヤーネットやコロなどを取り付けることも可能です。ここでは実際に私が利用する100均部品を紹介しています。

簡単で便利なアクセサリ部品

 アルミパイプには標準のアクセサリ部品があり、その中にアジャスター足があります。これはパイプの中にナットを固定し、そこに足の付いたボルトをねじ込むことで高さを調整できる部品です。これを使った縦方向の突っ張りパイプはとても便利なのでオススメです。


製作時間はしっかり時間が取れれば1~2日程度で作れます。

むしろ設計する方に時間がかかりますが、これも専用の3D CADを使えば簡単になります。

今回はこのソフトの存在を知らなかったので全て自分で寸法を計算しました。

スズキアルトの車中泊用ベッドを製作した際は3D CADを使っています。


アルミフレームの3D CAD設計)

 アルミフレームやアルミパイプには専用の3D CADが無料で提供されています。そのためこれを使えば作る前に色んな角度から見ることが可能となり、設計ミスが少なくなります。さらに部品の長さや種類、数なども自動で計算してくれるので部品手配ミスや加工ミスも低減することができます。


最後のこのように便利なアルミフレームやパイプの購入方法ですが、

実はホームセンターなどではほとんど販売されていません。

一般的にはミスミやモノタロウといったweb商社を経由して購入できますが、

個人購入はなかなか難しいかもしれません。

しかも自分で必要な部品の長さや種類、数量を調べてそれぞれ注文するので

手配するのも大変です。

しかし「LINK YOUR DESIGN」を利用すればメルカリなどを使って

手軽にアルミフレームやアルミパイプを購入することができます。

しかも既に設計されて必要部品の種類や数量がまとまった部品リストが手に入り、

注文も一括で一回で済みます。

詳しい内容はこちらをご覧ください。


(アルミフレームの購入方法)

アルミフレームやパイプの欠点は入手性の悪さです。ホームセンターでは販売されておらずほとんどネット販売のみです。一般的にはミスミやモノタロウなどのweb商社経由で購入しますが、個人では難しいです。しかしメルカリなどでも購入でき、必要部品を一括購入できる方法がここにはありますよ。


5. 最後に

モビリオの車中泊用フラットベッド製作は如何でしたでしょうか?

作り終えた感想として車内のような複雑で省スペースな場所こそフレーム向きです。

それだけの自由度と応用性がフレームには備わっていると思います。

今回はベッドを製作しましたが、ベッドだけでなく机なども作って動くオフィスを

作ることも出来そうです。

営業等で常に車を使う人にはよさそうですね。

もし興味はあるけどDIYに自信がない、アルミフレームを使ったことがなく不安な方は

「LINK YOUR DESIGN」をご利用下さい。


アルミフレームやパイプを使ったDIYを一緒にしてみませんか?

 DIYする時間や工具がない

 普段DIYをしないので自信がない

そんな方にも安心で手間がかからず欲しい物が手に入る共同DIYです。

まず設計や構想は御自分で考えて欲しいものをイメージしてください。

もし自分で加工から組み立てまでされる方は必要に応じてアドバイスを致しますし、

手間な部品手配や加工をしたくない方はこちらで実施して組み立てる状態の部品を

お送りすることもできます。

サポートやアドバイスは無料で実施しているためできる事、できない事があります。

詳しいサポート内容や進め方はこちらで説明しています。

Link Your Design

またこれまでのサポート事例はこちら。

 サポート事例集



これまでアルミパイプやアルミフレームで製作した作品はこちらです。


(キッチンの壁収納を製作)

 アルミフレームを使ってキッチンに壁収納を作りました。壁を傷付ける事なく、アルミフレームを突っ張り棒のように固定して他の部品を組み立てていきます。アルミは燃えないので火の回りで使っても安心。しかも100均部品を利用したからくりがあります。右の写真でテーブルがありますが、どこか判りますか?

(脱衣所にコンパクトな収納棚製作)

 住んでいる家の洗面室がとても狭く、家族4人分の着替えや洗剤などを置く収納場所がありません。そこでアルミフレームを使って洗濯機の上やちょっとしたスペースを有効的に利用できる収納棚を作りました。市販品の棚だとどうしても無駄なスペースが出来ますが、自分で設計して作れば最適。しかも100均を利用して費用も抑えました。

(3万円台で作れるテラス屋根)

 住んでいる賃貸住宅には軒や屋根がなく、洗濯物を干したり自転車を雨から避ける場所がありません。そこでアルミパイプを使って幅4mもあるテラス屋根を作りました。特徴は壁を傷付けたりコンクリートを使用せずにいつでも元に戻せること、目隠し壁まで取り付けても費用は4万円台という点です。

(洗濯物を干すサンルームをDIY)

 うちでは何故か長男だけが花粉症です。そのため花粉の季節になると目を赤く腫らして微熱が出るので辛いです。そこで洗濯物を干すためのサンルームをアルミフレームで作ってみました。大きな扉も付けて布団も干せます。ところがサンルーム内の温度は確かに上がりましたが、洗濯物が乾かない!?そこにはサンルームの落とし穴がありました。

(賃貸でキッチン目隠しカーテンをDIY

 今の賃貸部屋は間取りがとても悪く、リビングに入る扉を開けるとキッチンが全部見えてしまいます。キレイな時は問題ありませんが、そうでないと大変。そこでキッチンを丸ごと囲う目隠しカーテンをアルミパイプで作りました。パイプを突っ張り棒のように使えば、どんな場所にでもカーテンや壁、扉を作ることができますよ。

回転式乾燥スタンドをDIY

 サンルームで検討した経験をもとに、部屋干しでもあっという間に乾かせる回転式乾燥スタンドを自作DIYしました。扇風機の風を当てると洗濯物がくるくる回転して万遍なく均一に乾かすことができます。蒸発した水蒸気も効率よく排出し、扇風機だけで乾くので電気代も10円程度で済みますよ。

(パントリーに収納棚をDIY

 高さ2mもあるパントリーには据付の棚がありません。そこで収納棚を作り、上の空間まで無駄なく利用できるようにします。ただ問題はここが賃貸住宅であること。そのため壁に直接ビスや釘は使えません。そこでパイプを突っ張り棒のようにして固定することで10kgの米袋を載せてもビクともしない棚にしました。

(キッチンに可動式物置き台をDIY)

 キッチンで食器洗いや料理をしているときにちょっとした物置き台が欲しくなります。例えばタブレットで動画を見たり、ボウルや野菜などの材料をちょっとだけ置くなど。そんなときに便利な可動式物置き台をアルミパイプでDIYしました。この台はスライドして自由に動かせるので作業する場所でいつも使えます。

(狭いキッチンシンクを整理スペースDIY)

 賃貸住宅のキッチンのシンク回りが狭くて作業がとてもやりずらい。食洗機が付いておらず食器カゴを使ってますが、これがシンクの上で場所を取ります。そこで食器カゴをシンクタンクの上に置ける台をアルミフレームでDIYします。水にぬれても錆びない材料なので水回りにピッタリです。

(スズキアルトに2mの車中泊ベッドをDIY)

スズキアルトに2mの長さがある車中泊用フラットベッドをアルミフレームでDIYしています。このベッドは共同DIYで私が設計や加工を担当し、離れて住む友人が車中で組立てを実施しました。アルミフレームは設計や加工に経験が必要なものの、組立てはとても簡単で誰でもすぐにできます。

(可変式2段ハンガーラックをDIY)

空いたスペースにぴったりのハンガーラックをアルミパイプでDIYしました。このラックは2段式になっていて、それぞれ高さを自由に変更することができます。上段は長男の服、下段は次男の服を掛けています。自分の好きなサイズで作れて子供の成長に合わせて簡単に調整できます。

(ロードバイクの保管車庫をDIY)

屋外でしっかり保管できるロードバイクの車庫をアルミフレームでDIYしました。ショーケースのように完全に覆った車庫で雨風が一切入りません。出し入れが簡単なように複数の扉が付いており、この中でメンテナンスもできます。鍵を付けることもできるので防犯対策にもなりますよ。

(モビリオの車中泊用ベッドを作ろう)

私は子供と一緒に車中泊するのが趣味です。これまでも色んな場所へ行ってきました。しかし子供が大きくなり車中で寝るのが難しくなってきたので、アルミフレームを使ってフラットベッドを作りました。このスペースがあれば子供二人連れての車中泊も全然大丈夫です。

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