スズキ アルト 車中泊ベッド完成! 驚きの広さです

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 4


1. はじめに

ここではアルミフレームを使ってアルトの車中泊用ベッドを自作DIYしています。

「アルトのようなコンパクトカーで車中泊できるの??」

と思われるかもしませんが、出来あがった車中を見てください!!

完全なフラットベッドで長いところで2mも確保できています。

今回は友人の希望で運転席は倒さずにそのままの状態でいつでも寝れるような

構造にしています。

コンパクトカーでも車内スペースを最大限に利用できれば十分大人が寝れる

スペースが作りだせます。

そして車中の形状に合わせて自由にベッドを作れる材料がアルミフレームです。

フレームサイズは20×20mm角なのでちょっとした隙間でも利用できます。

しかも細くてもしっかり強度があるので安心して寝ることができます。

アルミフレームは普段の生活ではあまり見かけませんが、

工場では一般的に使われる材料です。

家庭DIYでも十分に利用できるので興味があればこちらをご覧ください。


アルミフレームってどんな物?

アルミフレームは各4面に溝を持ったアルミの角材です。この溝に専用のナットとブラケットと呼ばれる連結部品を使って、フレームどうしをつなぎ合わせて構造物を作ります。サイズは(20×20mm)から(100×100mm)まで豊富なラインナップがあります。そのため小さい棚からガレージまで幅広く利用できます。


実はこのフラットベッドは私が直接作ったものではありません。

私の車はモビリオでそちらはすでにフラットベッド製作済みです。


モビリオの車中泊用ベッドを作ろう

私は子供と一緒に車中泊するのが趣味です。これまでも色んな場所へ行ってきました。しかし子供が大きくなり車中で寝るのが難しくなってきたので、アルミフレームを使ってフラットベッドを作りました。このスペースがあれば子供二人連れての車中泊も全然大丈夫です。


その様子を見た友人に依頼されて私が設計と部品加工を行い、それを彼に輸送して

彼が最後車中で組み上げた共同作品です。

この友人は当然、これまでアルミフレームを扱ったことがありません。

しかしアルミフレームは設計や部品選定、加工等にコツが多少必要ですが、

組立てはとても簡単で六角レンチのみで誰でも行えます。

ホームセンターで売っているラックのように自分で簡単に組み立てられます。

しかもそれがオーダーメイドで自分の好きな形状や構造にすることができて、

その部品が送られてくるというイメージです。

これを共同DIYと呼んでいますが、キャンターの車中泊用ベッドを作ったこともあります。


(キャンターのフラットベッドを共同DIY)

大阪在住のMさんからキャンターで車中泊できるフラットベッドを製作したいとの相談がありました。そこでアルミパイプとパーティクルボードで折りたたみ式のベッドを共同DIYしました。Mさんに車内寸法を計測してもらい私がベッドを設計します。途中、パイプが長すぎる問題が発生しましたが、パイプの加工方法をお知らせすることで解決して無事にベッドが完成です。


ここではそんな共同製作の過程を振り返りながら紹介します。


2. アルト車中泊ベッドの設計

このベッドは友人からもらった手書きのスケッチといくつかの写真から始まりました。

設計するにあたりきちんとした図面は特に必要ありません。

互いに話し合いを重ねてある程度具体的な形状や寸法が決まった時点でこちらで専用の

3D CADを使って図面を作成します。

アルミフレームには誰でも無料で利用できる3D CADがあります。

これを使うことで実際に製作する前にお互いに寸法や構造を確認することができます。

さらにこのソフトは自動で加工寸法や使用部品数量を計算してくれるので

寸法ミスや部品欠品などを防ぐこともできます。


設計ツール 3D CAD

アルミフレームの設計は難しくありませんが、たまに寸法を間違えることがあります。フレームどうしを連結する場合にどちらを基準に固定するかで寸法が変わってくるからです。そこでオススメはこの3D CADです。これがあれば寸法や部品の間違いがありません。しかも無料で利用できます。


話し合いの結果、最終的な図面がこちらになりました。

アルト車中に設置する際に荷台と座席部分で高さが異なるため少し複雑な形状です。

しかしこのような形状でも3D CADと寸法図面を合わせて使うことでお互い離れた場所でも

イメージをしっかり合わせることができます。

最後はこの形状と寸法を友人に車中で確認してもらい、設計は終了です。


アルト車中泊用フラットベッド 設計

アルトの車中泊用フラットベッドを3D CADで設計しました。車中に合わせた構造のため段差や凹凸があって非常に複雑な形状です。しかし立体的に見ることが互いのイメージを合わせることができました。さらに各寸法も確認できるため間違えを防ぐことができます。


図面が完成して設計が終了すれば次は加工、製作に入ります。




3. アルト車中泊用ベッドの製作

出来あがった図面をもとに、私の方で部品の購入や加工を担当しました。

そして部品がそろったら組み立てて寸法チェックを行います。

この3D CADは作図するだけでなく部品寸法や個数まで計算してくれるので

加工ミスも削減できます。

そして図面通りであることが確認できれば、組み立てた写真を友人に送って

最終チェックをしてもらいました。

ここまですることで遠方にいる友人にも物を直接見ずとも理解してもらえます。

やはり出来上がったベッドの骨格も不思議な形状をしていますね。

ちなみに手前が助手席側奥が運転席側右がトランク側となっています。

足の高さもそれぞれ違うので壁の上に載せていますが、これが車載されると

きちんとフラットになるから不思議ですね。


アルト車中泊用フラットベッド 加工

設計した図面をもとに部品の手配やフレームの切断加工を行い、それを組み立てました。木材と違って簡単に切断できず、適切な工具や工作機が必要です。そこで事前に加工済みのフレームを送れば組立てだけで完成します。フレームの組立てはとても簡単で六角レンチ1本で作業できます。



4. アルト車中泊ベッド 解体・梱包

出来あがったベッド骨組みは2mの長さがあるので、そのままでは輸送できません。

しかしここがフレームの良い点でこれを分解して友人宅へ輸送することができます。

分解することでコンパクトになり輸送費用も安くなります。

木工品のように釘を使ってしまえば繰り返し組立てができませんが、

アルミフレームは元々ボルトで連結部品を固定する方法です。

そのため何度でも分解、組立てが出来てそれによる摩耗もありません。

しかも必要工具は六角レンチのみなので簡単に作業ができます。


連結部品ブラケットブラケットの結合強度

アルミフレームはブラケットと呼ばれる連結部品を使ってフレームどうしをつなぎ合わせることができます。構造は簡単でフレームの溝に専用のナットを入れて締め付けるだけです。ブラケットにも種類があり、結合強度も変わってきます。使用用途や想定荷重に合わせて必要な強度が選択できます。


アルト車中泊用フラットベッド 梱包

組立てたアルト車中泊用フラットベッドを分解して梱包します。組み立てた状態では長い場所で2mもありましたが、分解すると片手で持てるほどのコンパクト。このようにすぐに分解できる点がアルミフレームの良い点です。輸送費用も安く済みました。


5. アルト車中泊用フラットベッド 完成

友人が構想を考えてスケッチ図を書き、私が作図、加工、組立確認、梱包輸送して

最後に友人が車中で組み上げるそんな二人三脚の製作品でした。

友人には部品と一緒に組立て手順書も送付しています。

作業的には難しくありませんが、形状が複雑なのでどの部品がどこにくるのか

わかりにくいからです。

そして最終的なアルト車中泊用フラットベッドがこちらです。

実は私もこの写真だけしか見たことがなく、実物は見てません。

そのためこれを見た時は正直ホッとしました。

車中の板は友人が自分で加工したものです。

この板はフレームにボルトを使って固定しています。

この板をこちらで加工して輸送すると輸送費用の方が圧倒的に高くなるので

友人に担当してもらえると効率的です。

この分業化を利用すれば初めての方もアルミフレームを使ったDIYが可能になります。

どんな形状、機能、構造が欲しいかをイメージできれば、後は一緒に設計して

自分で組み立てれば完成です。

さらに組立て時にわからない点や疑問があればお答えすることもできます。

慣れない材料を使ってDIYするときは不安や心配があってなかなか踏み出せませんが、

一緒に作ることで安心してこの便利な材料を利用することができるのです。

今回はアルトも車内スペースを有効に利用して十分なスペースが取れますした。

最も長いところでは2mのスペースが確保でき、大人も十分足を伸ばして寝れます。

ここまでスペースが取れれば合格点です。

アルミフレームを使えば無駄なスペースを無くして車内を最大限活用できます。

フレーム自体は20×20mmの角材でちょっとした隙間でも設置できます。

組立ても六角レンチ1本なので狭い車中での作業も簡単にできます。

アルミフレームで作ったベッドがどんな感じになったのかをこちらの記事にまとめています


アルト車中泊用フラットベッド 完成

分解して輸送した部品を使って友人がフラットベッドを完成させてくれました。組立て作業は六角レンチを使ったボルトの締め込み作業なので誰でも簡単にできます。私が一度組立てた写真を使って簡単な手順書を同封しました。これで複雑な形状な物も迷わず作れます。



最後のこのように便利なアルミフレームやパイプの購入方法ですが、

実はホームセンターなどではほとんど販売されていません。

一般的にはミスミやモノタロウといったweb商社を経由して購入できますが、

個人購入はなかなか難しいかもしれません。

しかも自分で必要な部品の長さや種類、数量を調べてそれぞれ注文するので

手配するのも大変です。

しかし「LINK YOUR DESIGN」を利用すればメルカリなどを使って

手軽にアルミフレームやアルミパイプを購入することができます。

しかも既に設計されて必要部品の種類や数量がまとまった部品リストが手に入り、

注文も一括で一回で済みます。

詳しい内容はこちらをご覧ください。


(アルミフレームの購入方法)

アルミフレームやパイプの欠点は入手性の悪さです。ホームセンターでは販売されておらずほとんどネット販売のみです。一般的にはミスミやモノタロウなどのweb商社経由で購入しますが、個人では難しいです。しかしメルカリなどでも購入でき、必要部品を一括購入できる方法がここにはありますよ。



アルミフレームやパイプを使ったDIYを一緒にしてみませんか?

 DIYする時間や工具がない

 普段DIYをしないので自信がない

そんな方にも安心で手間がかからず欲しい物が手に入る共同DIYです。

まず設計や構想は御自分で考えて欲しいものをイメージしてください。

もし自分で加工から組み立てまでされる方は必要に応じてアドバイスを致しますし、

手間な部品手配や加工をしたくない方はこちらで実施して組み立てる状態の部品を

お送りすることもできます。

初めて使う材料で不安な方も安心してチャレンジすることができますよ。

気に入った物が見つからない場合は試してみては如何でしょうか?

サポートやアドバイスは無料で実施しているためできる事、できない事があります。

詳しいサポート内容や進め方はこちらで説明しています。

Link Your Design

またこれまでのサポート事例はこちら。

 サポート事例集



これまでDIYしてきた車中泊ベッドの記事がこちらからご覧いただけます。


(プリウスα車中泊ベッドDIYで驚きのスペース!)

アルミフレームを使ってプリウスαに車中泊ベッドをDIYしました。運転席はそのままに残りのシートを全てフルフラットベッドにしています。かなりのスペースが確保できて大人二人でも十分寝れます。さらに助手席は2.5mほどのスペースもあり、サーフボードなども積み込めます。

(ダイハツムーブを全面車中泊ベッドにDIY)

ダイハツムーブで快適に車中泊できるフラットベッドをDIYしました。ハンドル以外全てフラットベッドになるため、2人で寝てもこの広さ!本来はシートの凹凸があって辛かった車中泊が快適に過ごせます。走行時はヘッドを後部座席に分解収納できて、5分もあればベッドが作れる便利な構造となっていますよ。

(ホンダフリードに車中泊で便利な車載テーブルをDIY)

ホンダフリードに車中泊でも使える車載テーブルをアルミパイプでDIYしました。テーブルの高さを調整できて、スライドテーブルも付いています。電子レンジや重い荷物を載せられるように15kg以上の耐荷重もあります。就寝する際はテーブルの下に足を伸ばせるためとても快適に利用できます。

(4人家族で楽しむ!アルファード車中泊用2段ベッドをDIY)

家族4人で楽しめるアルファード車中泊用2段ベッドをアルミパイプを使って共同DIYしました。子供2人が上段、両親が下段で寝ることができます。走行中は3列目シートにベッドを収納して就寝するときに組立てられるように作りました。これから家族で楽しい思い出を作って欲しいですね。

(コースターに車中泊用2段ベッドを共同DIY)

トヨタ製コースターの車中に2段ベッドを共同DIYしました。大人が寝るベッドなのでベッド自体の強度と車中での固定強度が必要となります。更に通路を遮るようにベッドを設置するため、通行できるような仕組みも必要です。そこでアルミフレームを使って強度があって通行可能なベッドを作っています。

(ステップワゴンで快適車中泊!全面フラットベッドをDIY)

アルミフレームを使ってステップワゴンの後部座席に全面フラットベッドをDIYしました。元々シート間などに段差がありクッションで埋めていましたが、このベッドを自作してから快適さが違います!しかも簡単に後部座席を起こすこともできるので子供を載せて親子旅が楽しめますよ。


スポンサーリンク
adsense2
adsense2

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
adsense2

コメント

  1. burubon。 より:

    マッティさん おはようございます(__)

    いつもうちのブログにちょっとだけ厳しくも暖かいコメントを(笑)ありがとうございます(*´▽`*)

    車中泊ベッドの完成おめでとうございます。
    現物を見ないで、ご友人にサイズを測ってもらって、3DCADで設計して、それがぴったり合うって凄いですね。
    ワタシなんか現物測ってもずれてきますよ。。。

    前回、コメントさせていただいたときに、確かに送信ボタンを押したのに
    その後、書いたコメントが消えちゃって、「あら~。送信に失敗したのかな。」
    ・・・って思ってたら、お返事が来たので、届いていたんだな~~とやっと悟りました(笑)
    こういうシステムなんですね!
    Wordpressにコメントするのに慣れてなくて・・・(;^_^A

    ちなみに乾燥スタンドなのですが、
    やはり扇風機の風を当てるといいんですか??
    乾きが違いますか??

    乾燥スタンドはないけれど、とりあえず扇風機はあるので、風だけでも当ててみようかな・・・って思ってます。

    ちなみに、タオル乾燥の公式、よく分からなくてワタシも固まりました(笑)
    文系なもので。。。

    • ma10 より:

      burubonさん

      コメント、ありがとうございます(^_^)

      burubonさんのブログは等身大のありのままな雰囲気が
      好きなんですよ~
      隠せばいいようなところも見せちゃいますしね(笑)

      え、私のコメント、厳しかったですか?? ; ̄ロ ̄)
      そ、それは大変失礼しました。
      以後、もう少し気を付けますね。

      車中泊用ベッドは最初のサイズ測定でうまくいくかは
      決まってしまうので、友人が頑張ってくれました。
      フレームよりも下板の加工が難しいと思いますが、
      そちらも友人担当なので私は楽でしたよ(笑)

      WordPressはまだまだです・・・
      途中でうまくいかず、投げ出してしまうことばかり。
      また本を買って勉強しなければ・・・

      洗濯物に扇風機を当てるだけでだいぶ乾燥しますよ。
      しっかり測定したので間違いない!!
      burubonさんはどちらかというと理系では??
      ジグソーを使いこなす文系女子はあまり聞いたことが
      ないですよ~(笑)