(共同DIY)カーポート屋根の隙間をアルミパイプで塞ぐ

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1. はじめに

ここではアルミフレームやアルミパイプを

使ったDIYを紹介していますが、

LINK YOUR DESIGNという共同DIYも

行なっています。

これはアルミフレームやパイプを使ったDIY

一緒に協力しながら行う活動です。

アルミフレームやパイプはとても便利な材料で

木材にはない優れた特性がありますが、

普段身近にないため使い方がわからない

という欠点があります。

そこでアルミフレームやパイプの使い方や選定、

設計などをアドバイスしながら初めての人でも

安心してDIYできるようにするものです。

これまでの共同DIY事例はこちらで見れます。


(共同DIYサポート事例集)

アルミパイプやアルミフレームを使ってみたいという方と一緒に共同DIYを行っています。これらの材料はとても便利ですが入手性の悪さからあまり知られていません。そのため部品選定や使い方、加工、組立方法など初めての人はわかりにくいです。そこで共同DIYでは誰もが扱えるようにサポートしています。


今回の相談者は北海道にお住いのNさんです。

自宅のカーポート隙間から雪が降り込むため

隙間カバーを取り付けたいという内容です。

カーポートと自宅の間に隙間が空いており、

そこから雪が降り込むようです。

この隙間は幅3,500mm高さ250mm

横幅が長いのが特徴です。

そこでNさんと一緒にアルミパイプを使って

隙間カバーをDIYしました。

隙間の上にハシゴ状に組んだアルミパイプを

横にして固定し、プラダンを貼っています。

とてもシンプルな造りですが、

しっかり固定できて隙間を塞げます。

しかも単純な構造なので費用も安いです。

意外と住宅や玄関とカーポートの隙間に

悩まれている方は多いかと思います。

この方法は簡単に取り付ける事ができて、

どのような形状でも対応できます。

同じお悩みの方の参考になれば幸いです。

2. Nさんの相談内容

私は九州の佐賀県に住んでいるので

雪が降ること自体珍しく、

むしろその時は子供達が喜ぶ程です。

ただ降雪地域の方からはよく困っていると

相談を受けます。

Nさんもそんなお悩みを抱えられていました。

(Nさん相談内容 一部抜粋)


カーポートと母屋の隙間から雨が入り込み、

車が濡れてしまうので何とか解決すべく

思案しているところにこちらのページに

たどり着きました。

「(共同DIY) カーポート隙間にポリカ板で屋根を自作」

に似た事案だと思います


こちらはNさんのカーポートの様子です。

積雪地域なのでかなりしっかりしています。

カーポートは住宅ガレージと繋がるように

設置されていますが、

その間に隙間が空いています。

カーポートのすぐ上には2Fベランダがあり、

上から雨が侵入することはありません。

しかし冬になるとこの隙間から雪が降り込み

ガレージの中に雪が積もるようです。

そこで隙間を塞いで雪が振り込まないように

一緒にDIYで対策を行います。

3. カーポート屋根 隙間カバー製作

3.1 カーポート屋根 隙間カバーの構想

隙間は3,500×250mmと結構広いです。

そのためある程度十分な強度があり、

しかもしっかり固定できる方法が必要です。

そこでNさんと相談を重ねて

アルミパイプを使うことにしました。

アルミパイプは企業や工場では

一般的によく使用される材料ですが、

家庭DIYではあまり見ることがありません。

イレクターパイプと似ていますが、

全く異なる特徴があります。


(アルミパイプの特徴)

 家庭DIYで利用する金属パイプにイレクターパイプがあります。アルミパイプも同様な用途で利用できますが、イレクターパイプよりも優れた特徴がいくつもあります。ここではイレクターパイプとの比較やアルミパイプの種類について、詳しく紹介しています。


隙間にアルミパイプを2本横にして並べて、

その上からポリカプラダンを貼り付けます。

イメージとしてハシゴを横にして

その上にプラダンを貼るイメージです。

アルミパイプは4mまで購入できるので、

この隙間も埋める事ができます。

はしご状のアルミパイプは住宅壁に

サドルという部品を使って固定します。

3.2 カーポート屋根 隙間カバー CAD設計

アルミパイプは専用の3D CADソフト

設計することができます。

ソフトはメーカから無料で提供されており、

誰でも自由に利用することができます。

インストール方法や簡単な使い方は

こちらの記事で紹介しています。


アルミフレームの3D CAD設計)

 アルミフレームやアルミパイプには専用の3D CADが無料で提供されています。そのためこれを使えば作る前に色んな角度から見ることが可能となり、設計ミスが少なくなります。さらに部品の長さや種類、数なども自動で計算してくれるので部品手配ミスや加工ミスも低減することができます。


今回、設計した隙間カバーのCAD図です。

ハシゴを横に倒したような形状です。

2本のアルミパイプの距離は約150mmで

Nさんに測ってもらい決めました。

これらの間に短いパイプを複数個連結して

カバーの枠組みを作りました。

アルミパイプはとても軽く、

4mの長さでも約1.5kgしかありません。

そのためカーポート屋根上で作業する際も

それほど大変ではありません。

パイプどうしはコネクタと呼ばれる部品で

簡単に連結することができます。

色んな種類が用意されているので、

パイプどうしを自由に連結できます。


(アルミパイプのコネクタ)

 アルミパイプどうしを連結する部品がコネクタです。コネクタにはたくさんの種類があり、連結方向も直角、水平、クロスなど様々な用途に利用できるようになっています。またパイプに沿って動いたり、パイプを軸に回転したりという可動できるコネクタもあります。これを利用すればDIYの幅が広がりますよ。 


パイプと壁の固定にはサドルを使います。

このような部品はアクセサリー部品として

用意されているので大変便利です。

アルミパイプに貼り付けるポリカプラダンは

Nさんに調達してもらいました。

全てメーカで調達できるわけではないため、

お互いに協力し合って部品を揃えます。

プラダンはパイプの上からタッピングビスで

直接固定します。

アルミは柔らかく加工性が良いため、

切断や穴あけ加工が簡単にできます。


(アルミフレームの加工方法)

 アルミフレームは木材よりも強度があるので同じ耐久性の物でもコンパクトに作れます。その反面、木材に比べて加工が少し大変で木材ほど簡単に切断できません。そこで様々な工作機やハンドソーで実際に切断して比較しました。その結果、特別な工作機は必要なく簡単に入手できるもので加工できました。


アルミパイプの切断作業はこちらで

見ることができます。

3.3 カーポート屋根隙間カバー取付

設計が終われば部品を調達して取り付けます。

部品は自宅まで無料配送してもらえるので、

長いパイプも手間なく入手できます。

アルミパイプの組立てはそのほとんどが

六角レンチ1本で作業できます。

単にコネクタのボルトを締めるだけです。

この作業性の良さが初めて扱う人でも

すぐに使いこなせる理由です。


(アルミパイプの組立て方法)

 アルミフレームやアルミパイプの組立ては六角ボルトを締めこむだけの簡単作業です。六角レンチ1本あれば全てを組み立てることができます。ウチの小学2年生の子供でもこの通り。誰が作っても同じように組みあがるので技術が要らず、初めての方やDIYしない人も安心して利用できます。


作業の様子は動画で見ることもできます。

まずはアルミパイプをハシゴ状に組み上げて

それをカーポート隙間に固定します。

今回はオフセットサドルを壁にビス止めして

パイプをサドルに通して固定しました。

パイプの長さが3,500mmと非常に長いため

中央付近でたわまないように

2Fベランダにも同様に固定しています。

最後にポリカプラダンを貼り付ければ

隙間カバーの完成です。

4. カーポート屋根の隙間カバーの完成

こちらが実際の完成様子です。

長い隙間がポリカプラダンで塞がれています。

パイプ固定を横だけなく上からも行うことで

しっかりしたカバーとなっています。

強風時も外れたり揺れることはなさそうです。

このような長い隙間もアルミパイプを使えば

簡単にDIYできます。

しかもアルミは軽くて強度もあるため、

このような長い隙間にも利用できます。

今年の冬は隙間から振り込む雪の悩みから

解放されるといいですね。

5. さいごに

カーポートの隙間カバーDIYは

如何だったでしょうか?

長い隙間を埋めることは難しそうですが、

アルミパイプを使えば簡単に解決できました。

しかもアルミは錆びず耐久性に優れるため

屋外DIYには最適な材料です。

木材に比べて細くて強いため、

全体をコンパクトに作ることができます。

しかもアルミパイプの組立作業は

ボルトを締めるだけで作業性も良いです。

しかもDIYすればコストも抑えられます。

一部の材料はNさんが自ら調達されたので

全ての費用まではわかりませんが、

アルミ部材だけだと1万円もかかりません。

もしこのような隙間にお悩みの方は

是非試してみて下さい。

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。


アルミフレームやパイプを使ったDIYを

一緒にしてみませんか?

 DIYする時間や工具がない

 普段DIYをしないので自信がない

そんな方にも安心で手間がかからず

欲しい物が手に入る共同DIYです。

一人で考えるよりも複数人で考えた方が

よりいいアイデアも生まれます。

まず設計や構想は御自分で考えて

欲しいものをイメージしてください。

もし自分で加工から組み立てまでされる方は

必要に応じてアドバイスを致しますし、

手間な部品手配や加工をしたくない方は

こちらで設計して組み立てる状態の部品を

お送りすることもできます。

初めて使う材料で不安な方も安心して

チャレンジすることができますよ。

気に入った物が見つからない場合は

試してみては如何でしょうか?

詳しいサポート内容や進め方は

こちらで説明しています。

Link Your Design

これまでのサポート事例はこちら。

 「サポート事例集

より詳しくアルミフレームやアルミパイプを

知りたい方は動画で実物を使った説明や

実際にDIYしている様子を見ることができます。

フレームキャンパス





屋根や壁に関するアルミパイプを使った

DIY事例です。

色んな用途に利用できて大変便利です。


(8mのカーポートに雨よけ壁とDIY)

山口県に住むOさんの自宅カーポートは8mと長いものの、横壁がないため雨が降り込んできます。また通行人からも部屋の様子が丸見えです。そこで雨よけと目隠しを兼ねた壁をアルミパイプと波板でDIYしました。カーポートに新たな柱を追加して波板を取付けたので強度も十分です。

(火山灰に負けない!勝手口に屋根と壁をDIY)

宮崎県に住むSさんは勝手口に洗濯物を干されますが、火山灰に悩まされていました。さらに隣が空き地のため道路から視線を遮るものがありません。そこで勝手口に屋根を目隠し壁をDIYしました。材料はアルミパイプと波板を使い、独立基礎を作って固定しています。今ではとても快適に安心して洗濯をされています。

(もはやメーカ品!?ポリカ板とアルミで屋根DIY)

アルミフレームとポリカ板を使って幅4mの屋根をDIYしました。乳白色ポリカ板とフレームがとてもよくマッチして見た目はもはやメーカ品!奥行きが1mもありますが、柱や基礎は使わずに壁に直接固定しています。玄関屋根の拡張や勝手口の屋根など幅広く応用できるDIYです。

(庭にシェードを使ってパーゴラ屋根をDIY)

自宅の窓から庭フェンスに向かってシェードを使ったパーゴラ屋根をDIYしました。アルミパイプを自宅とフェンスの間に取付けて、そこをレールにすることで自由に動かすことができます。もし台風時などわざわざ取り外さず畳めるため、とても便利です。

(自転車置き場にも最適!後付けテラス屋根を共同DIY) 

木製のテラス屋根が古くなったためアルミパイプと波板を使ってテラス屋根を共同DIYしました。幅3m、奥行き8m、高さ3mのテラス屋根で地面には芝生、壁は緑で目隠しをした隠れ家的な空間です。私も欲しいと思うほどの快適空間が実現。初めてアルミパイプを扱う方ですが、立派なテラス屋根を作られています。

(雨に濡れない!勝手口に屋根を共同DIY)

扉を開けるとそこは雨・・・(涙)そんな状況を克服するために勝手口に幅5m、高さ2.5mの屋根をアルミパイプで共同DIYしました。隣家までの距離が0.6mしかありませんが、屋根があることでゴミ箱など置ける便利なスペースに早変わり。土日で完成するくらいの誰でもできる内容となっています。

(隙間スペースを屋根付き自転車小屋に有効活用)

子供の自転車を保管する場所がなく玄関内に置いていましたが、場所を取るので玄関が狭い・・・。そんな悩みから玄関のすぐそばに屋根を付けて自転車置き場を共同DIYしました。元々屋根がなかったので特に使っていなかったスペースが屋根を付けることで便利なスペースへと生まれ変わりました。


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