愛猫のベランダ脱走はこれで解決!賃貸可能なベランダ猫ゲージDIY

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1. はじめに

ここではアルミフレームやアルミパイプを

使ったDIYを紹介していますが、

LINK YOUR DESIGNという

オンライン共同DIYも行なっています。

これはアルミフレームやパイプのDIY

一緒に協力しながら行う活動です。

アルミフレームやパイプはとても便利な材料で

木材にはない優れた特性がありますが、

普段身近にないため使い方がわからない

という欠点があります。

そこでアルミフレームやパイプの使い方や選定、

設計などをアドバイスしながら初めての人でも

安心してDIYできるようにするものです。

これまでの共同DIY事例はこちらで見れます。


(共同DIYサポート事例集)

アルミパイプやアルミフレームを使ってみたいという方と一緒に共同DIYを行っています。これらの材料はとても便利ですが入手性の悪さからあまり知られていません。そのため部品選定や使い方、加工、組立方法など初めての人はわかりにくいです。そこで共同DIYでは誰もが扱えるようにサポートしています。


今回のご相談者は静岡県在住のHさんで、

2Fベランダを猫フェンスで覆うDIYです。

Hさんは猫を飼われていてベランダ窓から

外に逃げ出して困っているとの事でした。

そこでベランダ自体をゲージにすることで

外に出ていかないようにします。

なんとも大胆な発想ですね。

でも実際に作れるのがDIYの良いところです。

実際に作られたHさんのYouTubeにて

こちらの様子が紹介されています。

動画の方がわかりやすいので

よかったらご覧ください。

それではどのように作ったのかご覧下さい。




2. Hさんの相談内容

Hさんからいただいた相談内容がこちらです。


我が家では完全室内飼いの猫がおり、

ベランダを開放してあげたいと思っています。

自分のイメージとしてはコの字型の覆い、

もしくはベランダサイズの箱ですっぽり収める、

といったものなのです。


以前、2Fベランダにキャットタワーを

共同DIYした事がありましたが、

ベランダ全てをゲージにするのは初めてです。

このときもアルミパイプで作りました。


(ベランダにキャットタワーを自作DIYしよう)

ベランダの室外機周りにアルミパイプを使ってキャットタワーをDIYしました。直径19mmのパイプを使うことでゴツゴツ感がなくスッキリです。アルミ製なので強度もあり雨に濡れても安心です。キャットタワーと手すりも固定して安定感もアップ。どんな形でも作れるので空いたスペースにピッタリできます。


たしかにこれだと猫は外に出ていけません。

しかも外に出て風や日差しを感じれるので

猫にとっても悪い話ではありません。

防犯的にも窓を開けたままでも安心です。

早速Hさんと一緒に具体的な構想を考えます。

3. ベランダ猫フェンス、物干し竿設計

3.1 ベランダ猫フェンス、物干し竿構想

Hさんのリクエストは次のものでした。

・猫が出れないように隙間なく囲む

・壁に傷付けない方法で固定する

・100均一のメッシュが使える構造

・物干し竿を付ける

・隣のベランダと行き来する扉を作る

最後の扉を設けるは私のアイデアです。

2Fベランダは隣にも繋がっているので、

完全に囲ってしまうと行き来ができません。

まずはフェンスの固定方法を考えます。

住宅にキズを付けない方法となると

突っ張り方式になります。

以前、ベランダにサンルームを作りましたが、

その時も突っ張り方式で固定しました。


(ベランダに観葉植物用サンルームをDIY)

住宅のベランダに観葉植物用サンルームを共同DIYしました。ベランダ窓を開ければそこは植物園のようなサンルームとなっています。アルミフレームとアクリル板を使ってベランダに突っ張って固定して取り付けています。六角レンチやスパナなどで組立て可能な造りとなっています。


これと同じようにベランダ床と庇に柱を

突っ張って固定するものです。

アジャスターを使った突っ張りですが、

かなり強力で力加減を間違えると庇を

破損してしまうほどです。

ベランダ壁側は手すりに柱を固定します。

そして突っ張って固定した柱との間に梁を

取付けて囲いを作ります。

囲いの枠組みはワイヤーメッシュサイズに

合わせて作ります。

そうすれば取付が簡単になります。

またこちらのベランダには物干し竿がなく、

洗濯を干すことができません。

そこで囲いの一部に物干し竿を作ることで

洗濯物や布団を干せるようにします。

3.2 ベランダ猫フェンス、物干し竿材料

ベランダは雨や風に曝されるため

耐久性がある材料が適しています。

さらに突っ張り固定が必要です。

そこでアルミパイプを使用します。

家庭DIYではまだあまり知られていませんが、

企業などでは一般的に広く利用されています。

イレクターパイプと似ていますが、

全く異なる特徴があります。


(アルミパイプの特徴)

 家庭DIYで利用する金属パイプにイレクターパイプがあります。アルミパイプも同様な用途で利用できますが、イレクターパイプよりも優れた特徴がいくつもあります。ここではイレクターパイプとの比較やアルミパイプの種類について、詳しく紹介しています。


アルミパイプはアジャスターを使う事で

簡単に突っ張る事ができます。

しかも突っ張り強度はかなり強いです。

これを利用してパイプで柱を固定します。


(アーネストワン住宅キッチンカウンターに目隠しカーテンDIY)

キッチンは生活感が出る場所で他人には見せたくない場所の1つです。そこでアルミパイプを使ってキッチンカウンターに目隠しカーテンを自作しました。突っ張りで固定しているので賃貸住宅でもOK!場所を選ばずどんなところでも簡単に取り付けることができます。作業動画もあるので是非ご覧ください。

(クローゼットを自由にアレンジ!収納ハンガーラックをDIY)

アーネストワン建売住宅の寝室にあるクローゼットは広いものの棚やハンガーラックはありません。そこでアルミパイプで自由にアレンジできる収納ラックをDIYしました。アルミパイプを床と天井で突っ張って固定し、色んな収納棚やックを自由自在に作ることができます。

(突っ張り棒を使わない目隠しカーテンDIY)

 突っ張り棒を使わずに外れない目隠しカーテンを洗面室にDIYしました。アルミパイプを使えば簡単にしかも強力なカーテンをどこでも作ることができます。パイプ径もφ28mmと細いため場所を取らず見た目もシンプルです。使う工具も六角レンチ程度で1時間程度で作れる簡単DIYとなっています。


扉はパイプを軸に回転する部品を利用します。

これを使うと簡単に扉を作ることができます。

物干し竿もアルミパイプを利用します。

私も使っていますが、好きな長さで使えて

錆びないので便利です。

ワイヤーメッシュはHさんが準備されます。

共同DIYはお互い調達できる材料を分担して

集めることでコストを抑えています。

材料が決まれば次は具体的に設計します。

3.3 ベランダ猫フェンス、物干し竿CAD設計

アルミパイプは専用の3D CADソフト

設計することができます。

ソフトはメーカから無料で提供されており、

誰でも自由に利用することができます。

インストール方法や簡単な使い方は

こちらの記事で紹介しています。


アルミフレームの3D CAD設計)

 アルミフレームやアルミパイプには専用の3D CADが無料で提供されています。そのためこれを使えば作る前に色んな角度から見ることが可能となり、設計ミスが少なくなります。さらに部品の長さや種類、数なども自動で計算してくれるので部品手配ミスや加工ミスも低減することができます。


こちらがHさんと一緒に設計したCAD図です。

材料は直径28mmのアルミパイプです。

まずアルミパイプにアジャスターを取り付けて

床と庇で突っ張り柱パイプを作ります。

ただ庇は傾斜があるので面が当たりません。

そこで柱パイプの上部に角度調整コネクタを

取り付けて庇角度に合わせて突っ張ります。

さらにフラットバーを取り付けておくことで

広い面で突っ張れます。

アルミパイプは単管パイプと違って

パイプ種類が豊富にあるのが特長です。

ベランダ手すり側は手すりとパイプを固定し

柱となるアルミパイプを建てます。

そして柱どうしを連結する梁パイプを組んで

囲いを作ります。

さらにその梁パイプの上に別パイプを取付け

そこから物干し竿を吊るします。

物干し竿は高さや位置が調整できるため

ご自身の好みに合わせて使えます。

ここは洗濯物や布団など荷重がかかるため

補強コネクタを使って強度を持たせます。

扉は突っ張って固定した柱に取付けます。

事前に回転コネクタを柱パイプに通しておき、

パイプで扉枠組みを作って取り付けます。

この方法は蝶番を使わずただ回転させるため

扉の両側から開閉する事ができます。

外周はワイヤーメッシュを取り付けるため

それに合わせた位置にパイプを配置します。

ワイヤーメッシュは針金やケーブルタイで

アルミパイプに固定します。

Hさんが現地で各パイプの寸法を確認をして

CAD設計が終了です。

4. ベランダ猫フェンス、物干し竿製作

CADによる設計が終了すればメーカに

見積もりをもらって手配します。

パイプは長いもので2m以上ありますが、

送料無料で運んでもらえるので大変便利です。

Hさんは初めてアルミパイプを触られるので

使い方や組立内容がわかりません。

部品の使い方は説明動画を見てもらいます。

作業は簡単で初めての人でもすぐに扱えます。

また私の方で組立内容をまとめた組図を作って

お渡ししています。

これを見ればどの部品をどこに使うかが

わかるので作業が楽になります。

ホームセンターにある組立て式家具の

製作手順書のようなものですね。

そしてついに完成です!

こちらが実際にHさんがDIYされた

2Fベランダ猫フェンスです。

もはやフェンスというよりベランダ全体が

そっくり猫ゲージになっています。

これだと猫が知らぬ間にベランダに出ても

残念ながら外に出ることはできません。

そのため窓の開閉に気にしないで済みます。

防犯上も良さそうで窓を開けたままで

就寝しても安心です。

別の角度から見るとこのような感じです。

この写真の手前側は扉になっており、

隣のベランダには行き来できます。

扉は枠組みをアルミパイプで作って

ワイヤーメッシュを取り付けています。

物干し竿は天井付近の梁パイプから

吊るしています。

前後左右、高さを自由に調整できるので

自分に合う場所に物干し竿を設置できます。

元々物干し竿がなかった場所ですが、

今では布団も干せるようになって

Hさんも喜ばれています。

このような大きいDIYはなるべく2回に分けて

部品を手配するようにしています。

もし途中で想定外の問題が起こったときに

修正できるからです。

今回もまずは柱や梁パイプを先に取り付けて、

寸法を確認した後に残り部品を取付けました。

その間に設計の修正も行っています。

基本的に送料無料なので何回かに分納しても

部品費用は変わりません。

段階ごとに確認しながら作ることで

手直しや再手配などを極力減らしています。

最後に気になる費用ですが、

アルミパイプ関連部品で約5.5万円です。

ワイヤーメッシュや手すり固定金具などは

Hさんが別に調達されています。

このようなDIYはあまり見ることがないですが、

Hさんは自身のイメージを見事作られました。

フレームDIYラボでは頭の中のイメージを

DIYで作り上げる活動をこれからも応援します。

5.  さいごに

2Fベランダに猫フェンスと物干し竿DIYは

如何だったでしょうか?

オリジナリティがあり面白いDIYでした。

このようなものは市販品では手に入らず、

ここだけしかありません。

同じものを木材で一人で作ろうとした場合、

なかなか難しいと思います。

しかし二人でアイデアを出し合えば

オンラインでも作れるようになります。

DIYは世の中にない自分にピッタリなものを

手に入れる唯一の手段だと思います。

しかしイメージをそのまま形にする事は

よほど経験がないとできません。

LINK YOUR DESIGNでは

イメージを完成物につなげる活動です。

これは物だけでなく人も繋げます。

同じようなベランダフェンスを作りたい時は

実際に作ったHさんと繋がることができます。

このように物と人を繋げる事で

一人では手が届かなかったものを

DIYを通してみんなで完成させます。

こんな温かいDIYがもっと広がって、

みんなが欲しいものを作れるといいですね。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


アルミフレームやパイプを使ったDIYを

一緒にしてみませんか?

 DIYする時間や工具がない

 普段DIYをしないので自信がない

そんな方にも安心で手間がかからず

欲しい物が手に入る共同DIYです。

一人で考えるよりも複数人で考えた方が

よりいいアイデアも生まれます。

まず設計や構想は御自分で考えて

欲しいものをイメージしてください。

もし自分で加工から組み立てまでされる方は

必要に応じてアドバイスを致しますし、

手間な部品手配や加工をしたくない方は

こちらで設計して組み立てる状態の部品を

お送りすることもできます。

初めて使う材料で不安な方も安心して

チャレンジすることができますよ。

気に入った物が見つからない場合は

試してみては如何でしょうか?

詳しいサポート内容や進め方は

こちらで説明しています。

Link Your Design

これまでのサポート事例はこちら。

 「サポート事例集

詳しくアルミフレームやアルミパイプを

知りたい方は動画で実物を使った説明や

DIYしている様子を見ることができます。

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