【 テラス屋根 DIY 】 アルミフレームを使って見た目がキレイな傾斜がある屋根を自作します!

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1. はじめに

テラス屋根 をアルミフレームを使って

DIYしました。

以前、アルミフレームとポリカ板を使って

玄関に見た目がキレイな屋根をDIYしました。

その時はたくさんの反響をいただき、

傾斜が欲しいと相談が多々ありました。


(もはやメーカ品!?ポリカ板とアルミで屋根DIY)

アルミフレームとポリカ板を使って幅4mの屋根をDIYしました。乳白色ポリカ板とフレームがとてもよくマッチして見た目はもはやメーカ品!奥行きが1mもありますが、柱や基礎は使わずに壁に直接固定しています。玄関屋根の拡張や勝手口の屋根など幅広く応用できるDIYです。


私自身、アルミフレームを角度を付けて

使用する事に不安を感じていたので

これまでオススメしませんでした。

ただ実際に作った経験がないのに否定的に

なるのもどうかと考えていました。

そこで今回はアルミフレームを使った

傾斜付き屋根に初めてチャレンジします。

これはアルミフレームで実用的に角度を

付けられるかどうかの実験でもあります。

フレームDIYラボの名に恥じないように

まずは挑戦してみます。

屋根は2Fベランダのテラスに作ります。

ここは以前、アルミパイプと波板で屋根を

作っていましたが、

見た目が良くありませんでした。


(費用3万円!? 2Fベランダにテラス屋根をDIY)

アーネストワン住宅の2Fベランダにテラス屋根をDIYしました。この窓の上には軒もなく日差しや雨が容赦なく部屋の中に入ってきます。そこでアルミパイプと波板で幅3m、奥行き1.5m、高さ2.5mのテラス屋根をDIYしました。特殊な工具不要でたった1日で作れる初心者向けのDIYです。


そこでパイプ屋根を外し新たにポリカ板と

アルミフレームで作り直します。

こちらが完成したテラス屋根になります。

屋根サイズは幅2.5m、奥行き1.0mです。

途中で設計変更がありましたが、

しっかり傾斜を付けることが出来ました。

しかも思った以上に強度があり、

屋根にぶら下がっても大丈夫。

目隠しやサンルーム なども作れそうです。

見た目もキレイで手作り感がありません。

アルミフレームを使うとこれが嬉しいですね。

パイプに比べて材料費は高くなりますが、

完成した時の満足感が違います。

このDIYはYouTubeでもご視聴いただけます。

(アルミフレーム 傾斜テラス屋根 前編)

(アルミフレーム 傾斜テラス屋根 後編)

今回はこのDIYを紹介します。

2. テラス屋根 DIY アルミフレームの特徴

屋根枠組みはアルミフレームで作ります。

アルミフレームは企業や工場などでは

一般的によく使われる材料ですが、

家庭DIYで見ることはあまりありません。

金属のアルミで出来ており錆びずに

強度もあるため使い勝手の良い材料です。


(アルミフレームの種類)

 アルミフレームは断面サイズで分類されており、(15×15mm)から(100×100mm)まで幅広いラインナップとなっています。断面形状も正方形だけでなく、長方形もあります。そのため用途に応じて使い分けが可能で、例えばカーポートから小さな棚まで幅広いDIYに適応できます。


アルミフレームはポリカ板と組み合わせると

とても見た目が良い屋根を作れます。

単にボルトで固定するだけではなく、

フレーム溝に挿入、固定もできます。

そのためケージなどにも利用できます。


(ポリカ板とフレームの固定方法)

アルミフレームはポリカ板と相性が良くてとてもマッチします。ポリカ板をアルミフレームに取付ける方法には2通りあり、それぞれ特徴があります。また取付方法によってアルミフレームの組立方法や構造も少し異なります。そのため事前にどのような造りにするか考えることが大切です。


しかしフレームどうしを連結するブラケットは

基本は直角なのでフラットな屋根になります。

BOX型やL型を作るには向いていますが、

斜めがあるものには適していません。

そこで今回は角度調整ターンブラケット

使って傾斜屋根にチャレンジします。

3. テラス屋根 DIY アルミフレーム製作

3.1 テラス屋根 DIY アルミフレーム材料

アルミフレームサイズは30×30mmです。

ただ柱や梁の一部は30×60mmを使います。

実は柱に当初30×30mmを使っていましたが、

強度が足りず揺れが大きく失敗しました。

そこで途中でフレームを入れ替えています。

豊富な種類のフレームサイズがあるため

用途に応じて使い分けることができます。

フレームサイズが大きいとフレーム接合部の

強度も強くなり全体的に剛性がアップします。


(アルミフレームの強度計算)

 アルミフレームの強度は①単体強度、②BOX強度、 ③接合強度の3つを考える必要があります。全ての強度が想定荷重よりも高ければ安心して作れます。


今回は金属色フレームを使用しましたが

黒塗装したアルミフレームもあります。

雰囲気によって色を分けることもできます。

屋根材には透明のポリカ板を使用します。

3mm厚で片面マット処理品を使いました。

マット処理とはポリカ表面に

ざらざらした凹凸を作る加工です。

すりガラスのような半透明な感じになります。

採光は取れますが視界を遮ります。

玄関や窓などに適している材料です。

さらに熱線カットグレードという太陽光を

さえぎってくれるタイプを使用しました。

ポリカ板も色んな種類があるので自分の

好みに合わせて選べます。


(樹脂パネルの紹介)

 アルミフレームは樹脂パネルを取り付けやすいためサンルームや小屋などで使用したいという相談を多く受けます。そこでコストを抑えるために他の樹脂メーカから購入してネット通販よりも安く手に入れるようにしています。大手メーカ製なので色や表面仕上がりなど多くの種類があります。


3.2 テラス屋根 DIY アルミフレーム設計

アルミフレームを使ってDIYする場合、

専用の3D CADソフトが利用できます。

ソフトはメーカから無料で提供されており、

誰でも自由に利用することができます。

インストール方法や簡単な使い方は

こちらの記事で紹介しています。


アルミフレームの3D CAD設計)

 アルミフレームやアルミパイプには専用の3D CADが無料で提供されています。そのためこれを使えば作る前に色んな角度から見ることが可能となり、設計ミスが少なくなります。さらに部品の長さや種類、数なども自動で計算してくれるので部品手配ミスや加工ミスも低減することができます。


こちらが設計したけどCAD図です。

幅2.5m、奥行き1mの屋根です。

住宅壁側とベランダ側にそれぞれ梁を設置し

その上に屋根を載せます。

住宅側の梁はアルミフレームを

直接サイディングに固定します。

ベランダ側は柱を2本立てて

その上に梁を設置します。

梁の上にターンブラケットを設置しその上に

屋根を載せて角度を調整します。

フレームをサイディングへ固定する際は

クロスブラケットと呼ばれる部品を使います。

フレームを固定する位置は裏に

下地がある場所を選びます。

ビス止めしたところから水が入らないように

コーキング剤を使って防水対策も行います。

ベランダ側も同様にベランダの壁に

クロスブラケットを使ってアルミフレームを

固定します。

ただこの際注意点があります。

それはベランダの手すりと壁の段差です。

ベランダ側の壁には手すりが付いています。

この部分がベランダより飛び出しているので

そのまま壁には固定できません。

ポリカ板は4枚に分割しました。

2階ベランダでの作業は高所作業で危険です。

そのため1枚の板のサイズを小さくして

ハンドリングを良くしました。

ポリカ板の固定はアルミフレームにナットを

入れてトラスネジで固定します。

ゴムパッキンも使用しました。

3.3 テラス屋根 DIY アルミフレーム組立

設計が終われば材料を手配します。

ポリカ板は穴あけ加工を依頼できますが

コストを下げるために自分で作業します。

まずは材料を仮組みしてマーキングします。

ポリカ板を合わせて取付穴を加工します。

この仮組み作業は後々大変役に立ちます。

2階で組み立てるときにマーキング通りに

組み立てるだけで簡単に作れました。

ポリカ板を固定するはボールプランジャー付

後入ナットで仮組み段階で事前に挿入します。

これはフレーム溝の中で動きにくいので

取扱い時にナット位置がずれにくいです。

アルミフレームのナットにはいろいろ種類が

あるので用途に合わせて使い分けます。

仮組みしてポリカ板への穴あけ加工が

終われば一旦分解します。

次は住宅壁にアルミフレームを固定します。

高さは隣の既製品テラス屋根に合わせます。

アルミフレームはクロスブラケットを使って

直接サイディングに固定します。

この時、下地がある場所を極力選びました。

またビスを取り付けた場所は

コーキングで防水対策をします。

次はベランダ側に柱を立てます。

ここはベランダ手すりが干渉するため

アルミフレームを2本重ねて使います。

これにより30mmのオフセットが得られ

手すりを交わすことができます。

当初、柱のアルミフレームは30× 30mmを

使いましたが強度が不足していました。

そのため後から30×60mmのフレームと

入れ替えました。

これにより柱の強度を大きく改善できました。

柱の上には同じ30×60mmのフレームを

設置して梁を作ります。

柱と梁の接合部は外れやすいので

補強品を追加しました。

このような補強部品はアルミフレームと

一緒に購入することができます。

次に住宅側とベランダ側の梁の上に

ターンブラケットを取付け屋根を設置します。

アルミフレームの組み立て作業はほとんどが

六角レンチで作れます。


(アルミフレームの組立て方法)

 アルミフレームやアルミパイプの組立ては六角ボルトを締めこむだけの簡単作業です。六角レンチ1本あれば全てを組み立てることができます。ウチの小学2年生の子供でもこの通り。誰が作っても同じように組みあがるので技術が要らず、初めての方やDIYしない人も安心して利用できます。


ただターンブラケットは工具が入りにくく

少し取り付けが難しいかもしれません。

屋根の枠組みを取り付けたら

次は傾斜の調整を行います。

住宅側梁の高さが決まっているので

角度調整はベランダの柱の高さを変えます。

ベランダ側の柱の高さはクロスブラケットの

ボルトを緩めることで調整できます。

この現地での調整が容易にできる点が

木材とは異なります。

設計段階で完璧に仕上げなくても調整箇所を

作っておけば現物で合わせる事ができます。

実際に出来上がった傾斜がこちらです。

結構な角度がつけられました。

次はポリカ板を固定するための

アルミフレームを取り付けます。

すでに仮組みした際にマーキングがあり、

そこに合わせて取り付けるだけです。

この作業が楽だったのでとても助かりました。

最後はポリカ板を取り付けます。

この時屋根の軒を伸ばしすぎたり、

ベランダいっぱいに屋根を作ると

作業が難しくなるので注意してください。

これで2Fベランダテラス屋根の完成です。

以前作ったアルミパイプの屋根に比べて

とても見た目が良くなっています。

さらに強度が非常に高く屋根の上に

人が載れるくらいの強度がありました。

動画では揺すったり叩いたりしてどれくらい

振動するかを試していますが、

ほとんど動きません。

安心して使用できそうな感じとなりました。

最後に費用ですが、ポリカ板など全て含めて

約9万円ほどです。

DIYすれば材料費だけなので手頃な費用で

作れました。

今回のDIYはいただいた質問を調査する

意味合いが強いものでしたが、

想像以上に満足したDIYでした。

これからも皆さんのリクエストに応えて

アルミフレームやアルミパイプの可能性を

開拓していこうと思います。

4. さいごに

今回はアルミフレームを使って傾斜屋根を

DIYしましたが、如何だったでしょうか?

ここではアルミフレームやアルミパイプの

DIYにおいて最も事例が多く、

情報が豊富なサイトを目指しています。

そのためには新しいDIYには私自身が

チャレンジしなくてはいけません。

今回は強度がありしっかり角度がついた

屋根を作ることができました。

見た目もとても気に入っています。

屋根のサイズによってはアルミフレームを

より太くする必要もありますが、

その際の部品もあるので問題ありません。

屋根だけではなくサンルームのようなものも

作れるんじゃないかと感じました。

アルミフレームでDIYすると自分で自由に

設計できて欲しいサイズでピッタリ作れます。

目隠しをつけたり、物干し竿を付けたりと

アレンジすることもできます。

大変便利な材料なのでもし興味がありましたら

ぜひチャレンジしてみてください。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


アルミフレームやパイプを使ったDIYを

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Link Your Design

これまでのサポート事例はこちら。

 「サポート事例集

より詳しくアルミフレームやアルミパイプを

知りたい方は動画で実物を使った説明や

実際にDIYしている様子を見ることができます。

フレームキャンパス





屋根やパネル板を使ったDIY事例です。

いずれも初めてアルミフレームを使う人が

作られています。


(屋上に雪除け屋根をポリカ板で共同DIY)

 屋上の縁に雪が積もらないように逆勾配のポリカ屋根を共同DIYしました。幅が10mもある長い屋根で、先端を90度曲げで屋根の下にも雪が入らないように考えました。アルミフレームで枠組みを作って、そこにポリカ板を設置します。ポリカ板を取り付けるにはアルミフレームが使いやすくて最適です。

(カーポート屋根をアルミパイプと波板でDIY)

自宅横のカーポートスペースに屋根がなく不便だったのでアルミパイプと波板でカーポート屋根をDIYしました。奥行き約2.5m、幅2.0m、高さ2.5mのカーポートです。地面がコンクリートのためアンカーで柱パイプを固定し、屋根の梁を住宅壁に固定しています。雨どいも取り付けてもう雨が降っても大丈夫です。

(自転車置き場にも最適!後付けテラス屋根を共同DIY) 

木製のテラス屋根が古くなったためアルミパイプと波板を使ってテラス屋根を共同DIYしました。幅3m、奥行き8m、高さ3mのテラス屋根で地面には芝生、壁は緑で目隠しをした隠れ家的な空間です。私も欲しいと思うほどの快適空間が実現。初めてアルミパイプを扱う方ですが、立派なテラス屋根を作られています。

(爬虫類用大型飼育ケージを自作DIY)

アルミフレームを使って爬虫類用大型飼育ケージをDIYしました。このケージは幅160cm、高さ120cm、奥行き70cmで2階建てとなっています。周囲はアルミ複合板で囲い、ステンレスメッシュ板を使って通気性も確保しました。前面には大型のアクリル板の引き戸でとても観賞しやすいケージです。

(柱不要?玄関に後付け屋根をDIY)

玄関に十分な屋根がなく自転車が濡れてしまうので、後付けで屋根をDIYしました。黒塗装アルミフレームとポリカ板を使った屋根でシンプルな外観に仕上がりました。屋根のサイズは約1.5×2.0mで壁に直接固定しており柱がないのでスッキリしています。

(アルミフレームとアクリル板でパーテーションDIY)

アルミフレームとアクリル板を使って薬局カウンターにパーテーションをDIYしました。天井とカウンターの間でアルミフレームを突っ張って固定して、そこにアクリル板を取付けています。お客様とやり取りをする部分は開口しており、逆に見せたくない部分にはアルミ複合板を取付けました。

(火山灰に負けない!勝手口に屋根と壁をDIY)

宮崎県に住むSさんは勝手口に洗濯物を干されますが、火山灰に悩まされていました。さらに隣が空き地のため道路から視線を遮るものがありません。そこで勝手口に屋根を目隠し壁をDIYしました。材料はアルミパイプと波板を使い、独立基礎を作って固定しています。今ではとても快適に安心して洗濯をされています。


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