超簡単で2万円以下!? ウッドアルミ仕切りフェンスをDIY

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 4


1. はじめに

アーネストワンの建売住宅を購入して自分でDIYしながら必要なものを作っています。

製作するのは隣家との仕切りフェンスです。

隣家との境界には2段のコンクリートブロックしかないため全く仕切りがない状態です。

接する距離も22mほどあるので相当な距離になります。

そこで隣家との境界を3つの区間に別けてそれぞれ異なる仕様でフェンスを作ります。

ここで紹介するのは費用を抑え、かつ超簡単にできる仕切りフェンスです。

ちょうど両家の建屋間にあるフェンスなので単に仕切られていればOKです。

そこで高さ1m、幅8mのフェンスで柱をアルミパイプ、梁を野地板で作ることで

総費用は15,000円ほどでできました。




2. 隣家とのフェンス概要

隣家と接する距離は約22mあり、それらを目的に合わせて3つのフェンスを作ります。

① 目隠しフェンス

両家の庭が接するフェンスでここでは互いの目線が気にならないようにします。

そのため高さ1.8m、幅8mで全面板張りとしています。

ここで重要なのは風圧に負けない強度を確保することです。


(野地板とアルミパイプで目隠しフェンスをDIY)

野地板とアルミパイプを使って高さ1.8m、幅8mの目隠しフェンスをDIYしました。独立基礎を作ってそこにアルミパイプを建てて塗装した野地板を貼り付けます。板の貼り方を工夫したことで目線が隠れて風が抜けるフェンスとなっています。しかも製作費用はナント5万円以下!?


② 仕切りフェンス

両家の建屋のちょうど中間にある仕切りフェンスで、今回はこちらを紹介します。

ここは玄関から庭に向かうときに通る程度でプライバシー的なものは必要ありません。

また建屋に挟まれているため横からの強風もなく強度も必要ありません。

そのためコストを抑えて時間をかけずに簡単に作れる仕切りフェンスとしました。

③ 玄関アプローチフェンス

玄関まで続くアプローチの役目も果たすフェンスです。

そのため来客に見てもらうために飾り付けたフェンスにしてみます。

アルミパイプと100均を組み合わせて自由なアレンジのフェンスが簡単に作れます。


(アルミで簡単!玄関アプローチフェンスをDIY)

住宅間仕切るフェンスをアルミパイプと100均を使ってDIYしました。玄関へのアプローチフェンスなのでウェルカムボードや飾り付けが自由に取り付けられます。季節や年月に応じて自分でアレンジできて、メッシュフェンスにすることも出来ます。特別な工具も必要なく誰でも簡単に作ることができます。



3. 基礎の状況

フェンスを建てるときはまず基礎をどのようにするか考えます。

購入したアーネストワンの建売住宅ではコンクリートブロックが敷設されているだけです。

しかもこのブロックは地中にもう1段分しかないため高いフェンスや風圧を受けるフェンスを

支えるだけの保持力はありません。

そこで仕切りフェンスは高さを1mと低く、風圧を減らすためにフェンス面を少なくします。

元々、建屋間にはフェンス面に向かって吹く風よりもフェンスに沿って吹く風が強いので

フェンスが倒れる方向の力はかかりにくいと思われます。

そのため仕切りフェンスの基礎はコンクリートブロックの上にもう一段ブロックを積んで

そこにフェンス柱を固定するようにしました。

4. 仕切りフェンスの材料

仕切りフェンスの材料はアルミパイプ野地板を使います。

アルミパイプは耐候性に優れていて雨風に曝されても錆びることはありません。

これまでテラス屋根やサンルーム、ロードバイク車庫など作ってきました。

屋外のDIYで使う材料にはとても適しています。


(アルミパイプの特徴)

 家庭DIYで利用する金属パイプにイレクターパイプがあります。アルミパイプも同様な用途で利用できますが、イレクターパイプよりも優れた特徴がいくつもあります。ここではイレクターパイプとの比較やアルミパイプの種類について、詳しく紹介しています。


アルミパイプは標準の中空パイプとWパイプの2種類を使います。

目隠しフェンスと違って風圧を受けることがないのでパイプ強度は必要ありません。

Wパイプは野地板の継ぎ目の柱で使えばとても便利です。

野地板は目隠しフェンスと同じ物を利用しました。

購入した野地板はそのまま使うことができず、自分で加工する必要があります。

野地板の加工方法はこちらにまとめていますので、興味があればご覧ください。


(野地板を加工してDIYを楽しもう)

野地板はホームセンターで購入できるとても安い木材です。長さが2,000mm、幅90mm、厚み12mmの物が1本100円程度です。これを利用すれば費用をかけずにDIYを楽しむことができます。しかしそのままでは表面が荒れていて使えません。ここでは野地板の加工方法を紹介しています。





5. 仕切りフェンスの製作

仕切りフェンスの製作手順は、

   ①基礎となるコンクリートブロックの設置

   ②仕切りフェンスの組立て

   ③仕切りフェンスを基礎に固定

となります。

5.1 コンクリートブロックの設置

既設のコンクリートブロックの上にもう一段、ブロックを積み上げます。

もし既設ブロックに穴が空いていればそのまま利用できるのでその際はこの工程は不要です。

まずは既設ブロックの上を掃き掃除して何もない状態にします。

その後、既設ブロックの上に水を掛けて湿らせます。

コンクリートは水を吸いやすいのでそのままモルタルを載せると水分が吸われてしまいます。

同様に上に載せるコンクリートブロックも水で湿らせます。

次に既設ブロックの上にモルタルをコテを使って平らに塗ります。

モルタルはセメントと砂と水を混ぜ合わせれば簡単に作れます。

モルタルの作り方はこちらに詳しく説明しています。


(コンクリートブロックで独立基礎を作る)

屋外で柵やテラス、ウッドデッキを作るときに独立基礎は欠かせません。ここではコンクリートブロックとモルタルで作る独立基礎を紹介します。セメントを使うと難しそうですがそんなことはありません。誰でも簡単に作れる方法で、しかもとても安く作ることができますよ。


モルタルの厚みはあまり薄くならないようにするためにモルタルの粘度を調整してください。

水を多く入れると緩くなるので少々固めのモルタルを作ってください。

平らに塗ったモルタルの上にコンクリートブロックを載せて上から軽く押し付けます。

このとき下の既設ブロックとずれないように位置を調整してください。

またブロックのレベル出しが必要な場合は水準器を使って合わせてください。

私の場合、基礎として固定するだけの役割りなのでレベル出しはしていません。

この作業を繰り返して全てのブロックを載せてしまえば1日以上放置して固めます。

写真は玄関アプローチフェンス分まで一気に作業したため14m分となっています。

端のブロックにはコーナーブロックという角用のブロックを使って下さい。

5.2 仕切りフェンス組立て

目隠しフェンスでは基礎を作って柱を作り目隠し板を貼ってフェンスを作りましたが、

仕切りフェンスではあらかじめ柱に板を固定してフェンスを先に組み立てておきます。

その後、これを基礎に固定することでフェンス組立てが簡単に作業できます。

まずは柱となるアルミパイプを全て1mの長さに切断します。

アルミパイプは直径28mmの標準パイプとWパイプの2種類を使います。

目隠しフェンスではWパイプの強度を利用しましたが、今度は野地板の連結部分に使います。

切断したパイプを2m間隔で並べて他の4mあるパイプとコネクタで仮止めします。

こうすることで各パイプの長さと間隔を調整して固定することができます。

この状態で一度、積み上げたコンクリートブロックの穴に差し込んで

各パイプの位置を微調整しておきます。

これでも十分仕切りフェンスになりますが、目隠しフェンスと合わせるために

野地板を貼り付けていきます。

野地板は連結しているパイプと反対側に2枚ずつ両面とも貼り付けていきます。

ちょうど板どうしが並ぶ柱にWパイプを使えば切れ目なく野地板を並べることができます。

これで仕切りフェンスの組立てが終了です。

次にこれをコンクリートブロックに取付けてモルタルで固定します。

5.3 フェンスの固定と仕上げ

組み上げた仕切りフェンスの柱ををコンクリートブロックの穴に差し込みます。

このままでは倒れてしまうので、他のコネクタを柱に取り付けて倒れないようにします。

最後にコンクリートブロックの穴にモルタルを入れて柱を固定すれば完成です。

他の穴も全てモルタルでふさいで水がたまらないようにしておきます。

ブロックどうしの継ぎ目の目地にもモルタルを入れてふさいでコテで平らに仕上げます。

これだけで十分強度があるしっかりした仕切りフェンスとなります。

6. 材料費用

目隠しフェンスのような独立基礎がなく、先にフェンスを組み立ててから

固定するため簡単で速く作ることができます。

日中時間が取れれば2~3日で作ることができます。

また製作費用ですが、材料リストを見ると15,000円程度です。

一般的なメッシュフェンスと比べてもかなり安く出来上がったと思います。


7. さいごに

アーネストワンの建売住宅の境界の仕切りフェンスDIYは如何だったでしょうか?

もし全てのフェンスをこの方法で作れば22m分全て合わせて5万円前後でできそうです。

しかもこの方法は施工がとても楽で簡単にできるため、3日ほどあれば完成します。

目隠しフェンスに比べればだいぶ施工が楽で速く完成します。

見た目はウッドフェンスとなっているので雰囲気が出ています。

基礎は十分強く、元々敷設のメッシュフェンスの柱よりも強く保持されています。

またコンクリートブロックの積み上げですが、鉄筋を通さない場合は1~2段までに

した方が無難です。

これ以上積んでしまうと衝撃や地震などでブロックが崩れることがあります。

外構工事はついつい住宅と一緒に頼んでしまいがちですが、

意外と簡単にそしてかなり安く作ることができます。

アーネストワンの住宅に限らず、これから住宅を建てる人は一度検討してみては如何ですか?

もし一人で作ることに不安を感じられるかたは「LINK YOUR DESIGN」という

共同DIYも行っているので気軽に御相談ください。

またアルミフレームやパイプの紹介、部品の使い方、作業方法などを動画で説明しているので

そちらも参考にされて下さい。


(動画で学ぶ! フレームキャンパス)

アルミフレームやアルミパイプの基礎から応用まで動画を見ながら学びませんか?ここではアルミフレームの特徴や加工方法、3D CADの使い方、各種部品を使った応用まで幅広く動画で説明しています。アルミDIYの基礎から学んだり、自分の興味ある部品だけ確認のために見ることもできます。初めて扱う方でも安心して利用できることを心がけて動画を作成しています。


この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


アルミフレームやパイプを使ったDIYを一緒にしてみませんか?

 DIYする時間や工具がない

 普段DIYをしないので自信がない

そんな方にも安心で手間がかからず欲しい物が手に入る共同DIYです。

まず設計や構想は御自分で考えて欲しいものをイメージしてください。

もし自分で加工から組み立てまでされる方は必要に応じてアドバイスを致しますし、

手間な部品手配や加工をしたくない方はこちらで実施して組み立てる状態の部品を

お送りすることもできます。

詳しいサポート内容や進め方はこちらで説明しています。

Link Your Design

またこれまでのサポート事例はこちら。

 サポート事例集



これまでアルミパイプやアルミフレームで製作した作品はこちらです。


(もはやメーカ品!?ポリカ板とアルミで屋根DIY)

アルミフレームとポリカ板を使って幅4mの屋根をDIYしました。乳白色ポリカ板とフレームがとてもよくマッチして見た目はもはやメーカ品!奥行きが1mもありますが、柱や基礎は使わずに壁に直接固定しています。玄関屋根の拡張や勝手口の屋根など幅広く応用できるDIYです。

(ウッドデッキにシェードでパーゴラ屋根をDIY)

以前、DIYしたウッドデッキに新たにシェードを取付けてパーゴラ屋根をDIYしました。アルミフレームで柱と梁を作り、そこに2×3mのシェードを2枚取り付けて屋根にします。後付け屋根ですが、ある工夫でとても簡単に作ることができました。作業動画もあるので是非ご覧ください。

(釘やノコギリ不用!?アルミフレームでウッドデッキをDIY)

ウッドデッキを作りたいけど難しそう・・・。そんな方にオススメの釘やノコギリを一切使用しないアルミフレームを使ったウッドデッキのDIYです。幅5m、奥行き4mと非常に大きなウッドデッキですが、電動ドライバーと六角レンチだけでほとんど作れました。土台をアルミで作っているので耐久性も安心です。

(費用3万円!? 2Fベランダにテラス屋根をDIY)

アーネストワン住宅の2Fベランダにテラス屋根をDIYしました。この窓の上には軒もなく日差しや雨が容赦なく部屋の中に入ってきます。そこでアルミパイプと波板で幅3m、奥行き1.5m、高さ2.5mのテラス屋根をDIYしました。特殊な工具不要でたった1日で作れる初心者向けのDIYです。

(カーポート屋根をアルミパイプと波板でDIY)

自宅横のカーポートスペースに屋根がなく不便だったのでアルミパイプと波板でカーポート屋根をDIYしました。奥行き約2.5m、幅2.0m、高さ2.5mのカーポートです。地面がコンクリートのためアンカーで柱パイプを固定し、屋根の梁を住宅壁に固定しています。雨どいも取り付けてもう雨が降っても大丈夫です。

(自転車置き場にも最適!後付けテラス屋根を共同DIY) 

木製のテラス屋根が古くなったためアルミパイプと波板を使ってテラス屋根を共同DIYしました。幅3m、奥行き8m、高さ3mのテラス屋根で地面には芝生、壁は緑で目隠しをした隠れ家的な空間です。私も欲しいと思うほどの快適空間が実現。初めてアルミパイプを扱う方ですが、立派なテラス屋根を作られています。

(3万円台で作れるテラス屋根)

 住んでいる賃貸住宅には軒や屋根がなく、洗濯物を干したり自転車を雨から避ける場所がありません。そこでアルミパイプを使って幅4mもあるテラス屋根を作りました。特徴は壁を傷付けたりコンクリートを使用せずにいつでも元に戻せること、目隠し壁まで取り付けても費用は4万円台という点です。

(洗濯物を干すサンルームをDIY)

 うちでは何故か長男だけが花粉症です。そのため花粉の季節になると目を赤く腫らして微熱が出るので辛いです。そこで洗濯物を干すためのサンルームをアルミフレームで作ってみました。大きな扉も付けて布団も干せます。ところがサンルーム内の温度は確かに上がりましたが、洗濯物が乾かない!?そこにはサンルームの落とし穴がありました。

(ベランダに観葉植物用サンルームをDIY)

住宅のベランダに観葉植物用サンルームを共同DIYしました。ベランダ窓を開ければそこは植物園のようなサンルームとなっています。アルミフレームとアクリル板を使ってベランダに突っ張って固定して取り付けています。六角レンチやスパナなどで組立て可能な造りとなっています。

(賃貸でキッチン目隠しカーテンをDIY

 今の賃貸部屋は間取りがとても悪く、リビングに入る扉を開けるとキッチンが全部見えてしまいます。キレイな時は問題ありませんが、そうでないと大変。そこでキッチンを丸ごと囲う目隠しカーテンをアルミパイプで作りました。パイプを突っ張り棒のように使えば、どんな場所にでもカーテンや壁、扉を作ることができますよ。

回転式乾燥スタンドをDIY

 サンルームで検討した経験をもとに、部屋干しでもあっという間に乾かせる回転式乾燥スタンドを自作DIYしました。扇風機の風を当てると洗濯物がくるくる回転して万遍なく均一に乾かすことができます。蒸発した水蒸気も効率よく排出し、扇風機だけで乾くので電気代も10円程度で済みますよ。

(ロードバイクの保管車庫をDIY)

屋外でしっかり保管できるロードバイクの車庫をアルミフレームでDIYしました。ショーケースのように完全に覆った車庫で雨風が一切入りません。出し入れが簡単なように複数の扉が付いており、この中でメンテナンスもできます。鍵を付けることもできるので防犯対策にもなりますよ。


スポンサーリンク
adsense2