【 ベンツV350 車中泊 】ラゲージラックやテーブルとしても利用できるベッドをDIYしよう!

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1. はじめに

ベンツV350 にアルミパイプ(G-fun)で

車中泊ベッドをDIYしました。

ここではアルミフレームやアルミパイプを

使ったDIYを紹介していますが、

LINK YOUR DESIGNという

オンライン共同DIYも行なっています。

これはアルミフレームやパイプのDIY

一緒に協力しながら行う活動です。

アルミフレームやパイプは大変便利な材料で

木材にはない優れた特性がありますが、

普段身近にないため使い方がわからない

という欠点があります。

そこでアルミフレームやパイプの使い方や選定、

設計などをアドバイスしながら初めての人でも

安心してDIYできるようにするものです。

これまでの共同DIY事例はこちらで見れます。


(共同DIYサポート事例集)

アルミパイプやアルミフレームを使ってみたいという方とオンラインで一緒にDIYを行っています。この材料はとても便利ですが入手性の悪さからあまり知られていません。そのため部品選定や使い方、加工、組立方法など初めての人はわかりにくいです。オンラインDIYでは誰もが扱えるようにサポートしています。


今回の相談者は埼玉県に住むHさんです。

ベンツV350に車中泊ベットをDIYしました。

こだわりがたくさん詰まったベッドです。

使用した材料はアルミパイプ(G-fun )です。

このベッドは倒した3列目シートと同じ高さで

車中泊ができるようになっています。

ポイントは3列目シートを起こしたときです。

そのままシートを起こすとベッドを押して

車内からはみ出してしまいます。

仮にベッドを小さく作ると押されませんが、

車中泊の際に隙間ができます。

そこでHさんはベッドの一部を可動式にして

奥行き寸法が変わるように作られています。

つまりベッド寸法を調整することができます。

シート背もたれを倒すときはベッド奥行きを

短くしてシートとの干渉を無くします。

さらにはベッドを使わない時はこんな感じに

コンパクトに収納できます。

いろいろHさんの工夫やアイディアが詰まった

DIYになってますのでぜひご覧ください。




2. Hさんの相談内容

Hさんにはブログからご相談頂きました。

(一部抜粋)


HPは拝見させていただいていましたが、

今回思い切ってご相談させていただきます。

埼玉県在住のHと申します。

今回、クルマ(メルセデス、V350ロング)の

ラゲージラックの作成をアドバイス

いただきたいと考えております。

なんとなくのイメージはできているのですが、

設計、部材選定含めご協力いただきたいです。


詳しく話を拝聴したところ車中泊ベットにも

利用したいということでした。

今まで多くの車中泊ベットをDIYしましたが

メルセデスベンツV350は初めてです。

元々イレクターパイプで自作されていましたが

幾つか問題があり満足されていませんでした。

そこで新たにアルミパイプで製作します。

こちらは荷台部分にラゲージラックを作って

倒した3列目シートとつなげて車中泊も

できるようにします。

イレクターパイプで製作した際の問題点です。

・ラック足を折り畳めるようにしたが、

 強度が足りずに不安定

・ラックの奥行きが変えられない。

ポイントは2つ目の問題点です。

これは3列目シートとラックの干渉です。

ラックサイズは隙間を作らないように

荷台スペースピッタリに作りたいです。

しかし3列目シートをリクライニングすると

ラックとシートが干渉します。

リクライニング時にはラックの奥行きを

100mm短くする必要があります。

これは荷台ラックにあるあるの問題点です。

つまり3列目シートを倒した時と起こした時で

ラック奥行きを100mm変えたいです。

例えば部品を毎回脱着すれば可能ですが、

それではあまりに手間がかかります。

そこでラックの一部を簡単に動かせる

仕組みを取り入れることにします。

3. ベンツV350 車中泊ベット製作

3.1 ベンツV350 車中泊ベット材料

使用する材料はアルミパイプ(G-fun)です。

家庭DIYではまだあまり知られていませんが、

企業などでは一般的に広く利用されています。

イレクターパイプと似ていますが、

全く異なる特徴があります。


(アルミパイプの特徴)

 家庭DIYで利用する金属パイプにイレクターパイプがあります。アルミパイプも同様な用途で利用できますが、イレクターパイプよりも優れた特徴がいくつもあります。ここではイレクターパイプとの比較やアルミパイプの種類について、詳しく紹介しています。


このラックのポイントは次の通りです。

①奥行き寸法を簡単に変更できる

②収納時は足を折り畳んでコンパクトにする

 ベッド時には十分な強度を確保する

アルミパイプ(G-fun)では色んな可動部品や

手作業部品が豊富に揃っています。

パイプどうしはコネクタという部品で

連結しますが、この種類が実に豊富です。


(アルミパイプのコネクタ)

 アルミパイプどうしを連結する部品がコネクタです。コネクタにはたくさんの種類があり、連結方向も直角、水平、クロスなど様々な用途に利用できるようになっています。またパイプに沿って動いたり、パイプを軸に回転したりという可動できるコネクタもあります。これを利用すればDIYの幅が広がりますよ。 


ポイント①についてはラチェットコネクタ

使用してラックに折り畳み機構を設けます。

イメージは背もたれ角度が自由に調整できる

座椅子のような感じです。

あの背もたれがカチャカチャ動く機構を

ラックに取り入れ奥行き寸法を変化させます。

このコネクタは160度まで動かす事ができ、

ロック機構もあるため好きな角度で使えます。

そして160度を超えるとロックが解除されて

0度に戻ります。

ポイント②はフリーコネクタ

ノブボルト付きコネクタを利用します。

フリーコネクタは角度を自由に動かすもので

これをラック足に使って折りたたみます。

しかしこれだけでは安定感がでません。

元々動く仕様になっているのでしっかり

固定しても強い力が加わると少し動きます。

そこでポイントコネクタを使って強制的に

動かないようにします。

通常は六角レンチでボルトを締めますが、

ノブボルトに変更して作業性を良くします。

アルミパイプ(G-fun)には便利な部品があり

これらを組み合わせて自由に作れます。

3.2 ベンツV350 車中泊ベット設計

アルミパイプ(G-fun)の設計は

専用の3D CADソフトが利用できます。

ソフトはメーカから無料で提供されており、

誰でも自由に利用することができます。

インストール方法や簡単な使い方は

こちらの記事で紹介しています。


アルミフレームの3D CAD設計)

 アルミフレームやアルミパイプには専用の3D CADが無料で提供されています。そのためこれを使えば作る前に色んな角度から見ることが可能となり、設計ミスが少なくなります。さらに部品の長さや種類、数なども自動で計算してくれるので部品手配ミスや加工ミスも低減することができます。


こちらがHさんと一緒に考えた

メルセデスベンツV350車中泊ベットです。

ベットにラチェットコネクタを取り入れて

途中から折り畳めるようにしています。

(上図左側部分)

これで100mm程寸法を変えることができ、

3列目シートの状態に合わせて使い分けます。

フリーコネクタとポイントコネクタを使って

ベッド脚の固定を行います。

ポイントコネクタにノブボルトを使うことで

手作業で分解できるようになります。

またベット足にはアジャスターを取り付けて

高さ調整を行います。

車中泊ベットにはオススメの部品です。

ベット板はコネクタピースで取り付けます。

アルミパイプ(G-fun)への板材の固定方法は

いくつかあり、こちらで紹介しています。

これで設計か終了です。

3.3 ベンツV350 車中泊ベット組立

設計が終われば部品を手配します。

CADで設計すれば部品を1個ずつ手配せずに

まとめて手配できるので簡単です。

部品の見落としや手配忘れなども防げます。

さらに沖縄県や離島を除けば

送料無料でご自宅まで配送できます。

今回、Hさんは初めてアルミパイプ(G-fun)を

使われるので部品に慣れていません。

そこで私の方で組図を作ってお渡ししました。

オンライン共同DIYでは設計だけでなく

製作時もできる限りサポートしています。

組立作業のほとんどは六角レンチでボルトを

締めるだけなの簡単作業です。

そのため初めて使う人でもすぐに慣れて

組立てできると思います。


(アルミフレームの組立て方法)

 アルミフレームやアルミパイプの組立ては六角ボルトを締めこむだけの簡単作業です。六角レンチ1本あれば全てを組み立てることができます。ウチの小学2年生の子供でもこの通り。誰が作っても同じように組みあがるので技術が要らず、初めての方やDIYしない人も安心して利用できます。


そしてついに完成です。

こちらがアルミパイプ(G-fun)でDIYした

メルセデスベンツV350車中泊ベットです。

倒した3列目シートと同じ高さになっており、

広いスペースが確保できました。

ラチェットコネクタを起こしてベッド奥行きを

広く確保しています。

ラックとして利用するため下には収納空間を

できるだけ広く確保します。

一方、3列目シートを起こして使う時ベッドが

押されて一部が車体より外に出てしまいます。

この時はラチェット部分を折りたたむことで

車体に収まるようにしています。

このベッド奥行き寸法を変えられる機構が

Hさんの車中泊ベッドの大きな特徴です。

ベッドを使用しない時は足を固定している

ポイントコネクターを外すことで

このようにコンパクト折りたためます。

簡単に持ち運びもできるのでテーブルとして

利用することもできそうです。

アルミパイプを使えばこのような自分が望む

車中泊ベッドをDIYすることができます。

最後にアルミパイプ(G-fun)の部品費用は

約2.5万円です。

ベット板やカーペット生地はHさんが個別で

調達されたのでここには含まれていません。

Hさんには大変満足していただけて

今回も良いDIYができました。

4. さいごに

メルセデスベンツV350車中泊ベットDIYは

如何だったでしょうか?

元々イレクターパイプで作ったものを

アルミパイプ(G-fun)で作り直しましたが、

Hさんの理想に近いものが完成しました。

車中泊はどんな車種でもアイディア次第で

楽しむことができます。

今回はラチェット機構や簡単な脱着機構など

面白い機構もたくさんありました。

このように動きや手作業などを取り入れた

DIYも部品を最適に選ぶことで可能です。

しかも事前にCADで設計をしておけば

実際には組み立てるだけで作れます。

自分でアルミパイプを切断したりすることは

ありません。

頭の中にあるイメージが具体的な形になって

オーダーメイドで手に入る感覚です。

DIYは世の中にない自分にピッタリなものを

手に入れる唯一の手段だと思います。

LINK YOUR DESIGNでは

自分のイメージを完成物につなげる物語です。

これは物だけでなく人も繋げます。

同じようなカーポートカバーを作りたい時は

実際に作ったNさんと繋がることができます。

このように物と人を繋げる事で

一人では手が届かなかったものを

DIYを通してみんなで完成させます。

こんな温かいDIYがもっと広がって、

みんなが欲しいものを作れるといいですね。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


アルミフレームやパイプを使ったDIYを

一緒にしてみませんか?

 DIYする時間や工具がない

 普段DIYをしないので自信がない

そんな方にも安心で手間がかからず

欲しい物が手に入るオンラインDIYです。

一人で考えるよりも複数人で考えた方が

よりいいアイデアも生まれます。

まず設計や構想は御自分で考えて

欲しいものをイメージしてください。

もし自分で加工から組み立てまでされる方は

必要に応じてアドバイスを致しますし、

手間な部品手配や加工をしたくない方は

こちらで設計して組み立てる状態の部品を

お送りすることもできます。

初めて使う材料で不安な方も安心して

チャレンジすることができますよ。

気に入った物が見つからない場合は

試してみては如何でしょうか?

詳しいサポート内容や進め方は

こちらで説明しています。

Link Your Design

これまでのサポート事例はこちら。

 「サポート事例集

詳しくアルミフレームやアルミパイプを

知りたい方は動画で実物を使った説明や

DIYしている様子を見ることができます。

フレームキャンパス





これまで製作した車中泊ベッドの記事です。


(エスティマ ハイブリッド車中泊ベッドを自作しよう)

エスティマ ハイブリッド車にアルミフレームで車中泊ベッドをDIYしました。運転席はそのままに2、3列目を倒してフラットベッドにします。3列目は常時ベッドにして荷物を載せられるようにし、2列目はシーンに合わせてシートやベッドを選べる構造です。ベッド高さが調整できるので車内凹凸も大丈夫です。

(ステップワゴンで快適車中泊!全面フラットベッドをDIY)

アルミフレームを使ってステップワゴンの後部座席に全面フラットベッドをDIYしました。元々シート間などに段差がありクッションで埋めていましたが、このベッドを自作してから快適さが違います!しかも簡単に後部座席を起こすこともできるので子供を載せて親子旅が楽しめますよ。

(プリウスα車中泊ベッドDIYで驚きのスペース!)

アルミフレームを使ってプリウスαに車中泊ベッドをDIYしました。運転席はそのままに残りのシートを全てフルフラットベッドにしています。かなりのスペースが確保できて大人二人でも十分寝れます。さらに助手席は2.5mほどのスペースもあり、サーフボードなども積み込めます。

(ダイハツムーブを全面車中泊ベッドにDIY)

ダイハツムーブで快適に車中泊できるフラットベッドをDIYしました。ハンドル以外全てフラットベッドになるため、2人で寝てもこの広さ!本来はシートの凹凸があって辛かった車中泊が快適に過ごせます。走行時はヘッドを後部座席に分解収納できて、5分もあればベッドが作れる便利な構造となっていますよ。

(キャンプデスクにも利用可能!ステップワゴン車中泊ベッド)

ステップワゴンにテーブル付き車中泊ベッドをアルミパイプを使ってDIYしました。このテーブルは簡単に外すことができて、キャンプのデスクとしても利用できます。ベッドの高さはアジャスターで調整することができるので段差がある車内でも快適に過ごすことができます。

(軽バンをプライベートオフィスに改造DIYしよう!)

ホンダアクティの後部座席部分にオフィスをDIYしました。車内に折り畳み式のテーブルを設置して棚やカーテンなどを取付ければもはやプライベートオフィスです。車中泊もできて、テーブルを畳めば大きい荷物も載せることができます。しかもこのオフィスは30分もあれば外して元に戻せます。

(ペット同伴エスティマ車中泊、快適ベッドDIY)

トヨタ エスティマで愛犬と一緒に車中泊できるベッドをDIYしました。材料はアルミフレームとパイプを組み合わせたものです。走行中、愛犬は後部座席に乗るためシートはいつでも簡単に戻せるようになっています。後部座席全てがベッドになるため広々しており、ゆったりと休むことができます。

(ホンダフリードに車中泊で便利な車載テーブルをDIY)

ホンダフリードに車中泊でも使える車載テーブルをアルミパイプでDIYしました。テーブルの高さを調整できて、スライドテーブルも付いています。電子レンジや重い荷物を載せられるように15kg以上の耐荷重もあります。就寝する際はテーブルの下に足を伸ばせるためとても快適に利用できます。

(4人家族で楽しむ!アルファード車中泊用2段ベッドをDIY)

家族4人で楽しめるアルファード車中泊用2段ベッドをアルミパイプを使って共同DIYしました。子供2人が上段、両親が下段で寝ることができます。走行中は3列目シートにベッドを収納して就寝するときに組立てられるように作りました。これから家族で楽しい思い出を作って欲しいですね。

(エスティマにテーブル付き車中泊ベッドをDIY)

エスティマ ハイブリッドのテーブル付き車中泊ベッドをDIYしました。アルミフレームを使っており強度がしっかりしたベッドとなっています。以前、別の方で作った車中泊ベッドを改良して作りました。テーブル部分はいつでも脱着できるので必要に応じて使えます。


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